『赤ずきんちゃん』は何もしていない

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こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の 海東 和貴 です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

このメルマガは、

  • もっと“わくわく”してビジネスを成長させたい人
  • スタッフ1名あたりの月の売上の桁を変えたい人
  • チームを育て、自分は次のステージに時間を使いたい人

という経営層の人に向けて発信しています。

常に“わくわく”の周波数で生きよう。
余白は、最高の戦略!

僕の人生や仕事の骨格をつくってくれた人として、これまで3人の名前を出してきました。

経営者向けコーチング第一人者、
ヴィジョン策定と巻き込みのプロフェッショナル、
経営戦略の構築をイチから教えてくれた先生。


ただ、ここにもう1人、あまり人に語ってこなかった人がいます。

冒頭の3人とは全く違う角度から、
僕の“人としての在り方”を根底から変えてくれた人物がいます。


その人のことを、初めて言葉にしてみようと思います。

その人は、大阪のとある“大富豪”。

不動産投資家、地元企業へのコンサルティング、
アジアを飛び回り必要なところに必要なお金を集めるフィクサーのような存在。
一流の腕と鼻を持ち、誰もが一目置く男性です。これまで奥さんが4人、お子さんが7人います。

そんな彼と出会ったのは、政治家や有識者が集うとある会合。
最初はごくたまにお会いする程度でしたが、少しずつ距離が近づき、
月に一度のペースでご一緒させていただくようになりました。

その彼から教わったことを、共有したいと思います。


正直に言えば、最初は理解できませんでした。
でも、数年かけてその意味が体に染みてきました。

その彼の名前を、仮に「田中さん」とします。

「海東はん、『赤ずきんちゃん』って、物語の中で何したか覚えてる?」

え!

おばあちゃんにお弁当?を届けたり。
狼からおばあちゃんを救い出したり。
主役として振る舞ってますよね??


「ほんまに?
狼をおばあさんと間違えて話し続けたり、
自分も狼に食べられちゃったり、
最後に、通りがかりの猟師に助けられたり。
特に何もしてないんじゃない?」


……そう言われると、確かに何もしていない。

欲望まりだしでおばあさんと赤ずきんをを食べたのはオオカミ。
それを助けたのは猟師。
物語を動かしたのは、他の登場人物たち。

でも、タイトルは『赤ずきんちゃん』。


田中さんは、続けました。

「“赤ずきん”は、物語の中心でも、活躍したわけでもない。
しかも“赤いずきん”については物語の進行に何ひとつ関係ない。
でも、“最初に思い出される名前”になってる」


──本当だ。

✔︎ “活躍”より“印象”
✔︎ “結果”より“記憶”
✔︎ “正しさ”より“残るフレーズ”


『ほんとだ!これ、“脳内SEO”の強さですね!』


田中さんは、笑いながら応えました。

「海東はん、“脳内SEO”って言葉、ほんま好きやなぁ。
でも、その通りやな。“脳内SEO”の強さや。
“思い出される存在”になることの強さや」


脳内SEOとは、
「何かあったときに、一番最初に思い出してもらうこと」を意図した動き。

即ち、“記憶の最前列”を取ることです。


僕たちの仕事もそうですよね。
例えば、交流会などで出会って名刺を交換した◯◯さん。

◯◯さん👉️税理士
という右向きの矢印はすぐに記憶として定着しますが、

◯◯さん👈️税理士
という左向きの矢印は記憶として定着しません。


あなたにいざ、相続や申告が発生したとして、
「税理士といえば◯◯さん!」と思い出すかどうかは、未知数ですよね?
(いや、たぶんきっと、◯◯さんのことは思い出さないです)


「■■(あなたの職業)といえば〇〇さん(あなたの名前)だよね」と、
無意識に出てくる印象をつくれるか。

それが、脳内SEOの本質です。


子どもが親に、何か本を読んでほしいときに、
物語に関係のない“赤いずきん”をかぶっている、
物語の中で特に活躍はしていない「赤ずきんちゃん」を主役とした物語を
「これ読んでー」と持ってくる。“脳内SEO”の極み、ですよね。


田中さんは言いました。

「一番最初に思い出してもらえる人は、
必ず、誰かの“物語の主役”になってる。
“何をしたか”より、“どんな印象を残したか”が人生を決める」


──あなたは、何の要素で思い出されたいですか?
あなたの“赤いずきん”は何でしょう?

「人は、最初に思い出した人を“特別”に思う。」
──“正しい人”より、“記憶の上位”を取りにいこう。

✔︎ 脳内SEOとは「想起」の勝負
✔︎ 活躍よりも“印象”が主役をつくる
✔︎ あなたの“赤いずきん”は何ですか?

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発行者:
海東 和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

【主な役職・実績】

  • 学校法人 / 税理士事務所 / 法律事務所 / 行政(都道府県庁) / 中小企業との取引実績多数
  • 新宿区長より委嘱:新宿区基本構想審議会
  • 東京オリンピック・パラリンピック協議会 委員
  • 小学校教科書採択審議委員会
  • 公益財団法人 国策研究会 役員
  • 年間60回以上の講演・登壇実績
  • 創立90年の小学校で最年少PTA会長に就任

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

  • 発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏!」を170人で実現
    日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施(警察と道路使用許可を調整の上)
    https://youtu.be/eSKsMcKb7Go

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