“たくさんの人に売らなきゃ”は、呪い。

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こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の 海東 和貴 です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

このメルマガは、

  • もっと“わくわく”してビジネスを成長させたい人
  • スタッフ1名あたりの月の売上の桁を変えたい人
  • チームを育て、自分は次のステージに時間を使いたい人

という経営層の人に向けて発信しています。

常に“わくわく”の周波数で生きよう。
余白は、最高の戦略!

「海東はん、“たくさんの人に買ってもらわなきゃ”という気持ちが先行すると、逆にお金は入ってこなくなる、っていう感覚はわかる?」

新大阪駅のベトナムカフェで早めの昼食を摂っていたときのこと、
田中さんが僕の話題に相槌を打ちながら、
こんな投げかけをしました。

「数を追うと“迎合するクセ”がつくんだよ。
迎合すると、価値は薄まる。
価値が薄まると“人には届くけど誰の心にも刺さらない”という、
そんな商品になってしまう」
(標準語に変換しています)

 

“目の前の人に気に入られたい”が価値を壊す

これには、、、
思い当たりすぎることがありました。

かつて、私がBNIという異業種交流会に入っていたときのことです。
数年間在籍をしていたのですが、
その間に、提示する価格がどんどん下がったのです。

その交流会では毎週、メンバーに向けて
自社のサービスのプレゼンテーションをするのですが、
知らず知らずのうちに

「まずは、この目の前のメンバーたちに認めてもらわないと、、、」
「メンバーからの支持があって初めて紹介が起きるのだから、、、」

という、最大公約数的な思考に占拠されていったからです。

つまりは、本来は顧客になり得ない人のことまでを慮って、
商品構成の価値を下げていったのです。

田中さんの言葉は、そんな価値観を根底からひっくり返すものでした。

 

“最大公約数”に合わせた瞬間、熱狂は消える

(本来のお客さん群ではなく、その周辺の本来は顧客になりえない層を含めて)多くの人に認められようと最大公約数的に迎合を繰り返すと、、、

・価格を下げる
・内容を薄める
・批判を避けるために角を削る

といった思考になり、商品もメッセージも丸くなり、
結果として“誰も熱狂しないもの”になってしまう感覚です。

 

深い価値は“量”と相性が悪い

田中さんは、カフェのホールに目線を送りながら言いました。

「あの店員さんがどんなに優秀でがんばったとしても、
全部のテーブルに深いサービスはできないよね?
深い価値ってな、“量”と相性が悪いんだよ」

確かに、その通りなんです。
過去を振り返れば、やりがいもあって、
顧客満足度も高い案件は、“深さ” が鍵でした。

関わる深さ。

時間、コミュニケーションの密度、双方への信頼感。
この深さが、クライアントの売上も、結果成果も、跳ね上げたと感じます。

そのことを、お金という概念に置き換える。
つまりは、深さにフォーカスすることでお金も循環する、という価値観です。

 

“個が消えるビジネス”に未来はない

「海東はんもわかってる通り、広く売ると“個”が消えちゃうんだよね。
土の時代、風の時代ではないけれど、
“個”を消すビジネスって、やっててあんまり面白くないと僕は思う。
深く関わると、“個”が価値になる。高い価値になって、お金がついてくる。
そっちのほうが、絶対に豊かになるんだよね」

顧客となる人たちのニーズを掴む。
快と不快を知る。
その上で、迎合しない。
同業他社からの目も気にしない。
毎週、目の前でプレゼンテーションを聴いてくれているとしても、
その全員が顧客になるとは限らない。

価値を正しく感じてくれる人に、
正しく価値を届ける。
そうすると、周波数が上がってお金も巡る、と感じます。

「たくさんの人に買ってもらわなくていい」──量を追う人は疲れ、質を追求する人は豊かになる。

✔︎ お金は“量”ではなく“深さ”についてくる、と考える方が面白い
✔︎ 万人に届けようとした瞬間、価値は薄まる
✔︎ 相手を絞るほど、価格も成果も上がる

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発行者:
海東 和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

 

【主な役職・実績】

  • 学校法人 / 税理士事務所 / 法律事務所 / 行政(都道府県庁) / 中小企業との取引実績多数
  • 新宿区長より委嘱:新宿区基本構想審議会
  • 東京オリンピック・パラリンピック協議会 委員
  • 小学校教科書採択審議委員会
  • 公益財団法人 国策研究会 役員
  • 年間60回以上の講演・登壇実績
  • 創立90年の小学校で最年少PTA会長に就任

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

  • 発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏!」を170人で実現
    日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施(警察と道路使用許可を調整の上)
    https://youtu.be/eSKsMcKb7Go

 

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