“困りごと”を隠すな──大阪の大富豪からの学び

こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の海東和貴です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

このメルマガは、

という経営層の人に向けて発信しています。

常に“わくわく”の周波数で生きよう。
余白は、最高の戦略！

＊

僕の人生や仕事の骨格をつくってくれた人として、これまで3人の名前を出してきました。

コーチング第一人者の先生、
ヴィジョン策定のプロフェッショナル（宗教家一家）の先生、
無形商材のビジネスモデルをイチから教えてくれた先生。

ただ、ここにもう1人、あまり人に語ってこなかった人がいます。
冒頭の3人とは全く違う角度から、僕の“人としての在り方”を根底から変えてくれた人物がいます。

今日はその人のことを、初めて言葉にしてみようと思います。

その人は、大阪のとある“大富豪”。

不動産投資家、地元企業へのコンサルティング、アジアを飛び回り必要なところに必要なお金を集めるフィクサーのような存在。
一流の腕と鼻を持ち、誰もが一目置く男性です。これまで奥さんが4人、お子さんが7人います。

僕はそんな彼と出会ったのは、政治家や有識者が集うとある会合。
最初はごくたまにお会いする程度でしたが、
少しずつ距離が近づき、月に一度のペースでご一緒させていただくようになりました。

その彼から教わったことを、共有したいと思います。

正直に言えば、最初は理解できませんでした。
でも、数年かけてその意味が体に染みてきました。

その彼の名前を、仮に「田中さん」とします。

＊

「それ、海東はんだけが困ってると思ってるでしょ？」
（標準語に変換しています）

あるとき、田中さんに悩みを打ち明けたときに言われた言葉です。

そのとき僕が抱えていたのは、
「どうやって自社の商品・サービスに競合以上の価値を感じてもらうか」
という悩みでした。

起業当初、1ヶ月2時間のコーチングを、10万円の顧問料で売っていました。
応援の気持ちのかたもいらっしゃったとは思いますが、20名ほどのクライアントに恵まれ、
出だしは良かったのですが、異業種交流会などで揉まれるうちに、
徐々に価格（の、自己イメージ）が下がっていったときのことです。

自分としてはかなり“特別”な悩みのように感じていました。
若かったですね。

なので、田中さんにそう言われてハッとしたのを覚えています。

✔︎ 自分が感じている「小さなストレス」
✔︎ 人には言えない「もやもや」
✔︎ 地味だけど、なかなか解決できない問題

これって、実は多くの人が抱えているのかもしれない。
しかも“他の誰か”も「気づいていない」か「仕方ないと思ってる」だけで、
それらをちゃんと“言語化して解決できる人”を待っているかもしれない、と思いました。

「ビジネスは、感情が動いた場所を掘れ。」

「イラッとした」「しんどい」「なんでこうなってるの」
その“感情の動き”があるところには、必ず“改善の余白”がある。
つまり、ビジネスチャンスなんだ。

僕自身に関しても、

✔︎ 自分のサービスの価値が伝わらない → 「“伝え方シート”汎用型テンプレート」を開発
✔︎ スタッフとの距離感が難しい → 「スタッフ“階段”理論」を開発＊独自理論
✔︎ メール返信が追いつかない → テンプレ＋AI自動化システムを整備

全部「あー、もう嫌」と心が動いた瞬間が起点です。

だから、もしいま困ってることがあるなら、
まずその「感情」に注目してみてください。

✔︎ それは、誰もが感じている違和感かもしれない
✔︎ それを自分が乗り越えたら、誰かの悩みを救えるかもしれない
✔︎ あなた自身の新しい付加価値になるかもしれない

田中さんは、「困りごとを隠すな」と言いました。

それは、弱さを見せろという意味ではなく、
「困りごとに目を瞑るのではなく、言語化しろ」ということ。

その、感情を言語化する力が、ビジネスのセンスとなり、チャンスに繋がります。

あなたの今日の“イラッとした瞬間”が、
明日の誰かの「ありがとう」になるかもしれません。

＊

「あなたを困らせてるものが、あなたを発明家にする」
──“困ってる”のは、あなた一人じゃない。

✔︎ 心がザワついたら、ビジネスチャンスの合図
✔︎ 小さなストレスが、商品アイデアの原石になる
✔︎ 「それ、私も思ってた！」は、最強のマーケット

＊

＊

発行者：
海東和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

【主な役職・実績】

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏！」を170人で実現
日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施（警察と道路使用許可を調整の上）
https://youtu.be/eSKsMcKb7Go