「1」の恐怖。ナンバーワンより、オンリーワン?

detail

今日は「1」という数字の恐ろしさについて書きます。
ナンバーワンではなく、オンリーワンの恐怖です。

例えば。
大切な見込み客のところにプレゼンテーションに向かう朝。
資料の完成度も高められ、出発まで20分。
あとは印刷をするだけ、という段階で、
パソコンがフリーズしたとしたら。
若しくは、プリンタが動かなくなったとしたら。
なかなかに、恐ろしい事態です。

例えば。
お子さまの大事な運動会。
お弁当の準備も、お子さまのコンディションも、
席取りも含めて余裕の時間に出られると思ったそのとき。
カメラが動作しなかったら。
(これ、個人的には、かなり恐怖です。)

「1」って怖い数字、という考えを持ってみてください。
保険が効いていない、リスクヘッジができていない状態、
という意味での「1」です。

これ、何が言いたいかと言えば。
社長業のことです。

あなたに何かあったとき、会社は回るのか。
病気になったとき、事故に遭ったとき、
会社は収益性を損なうことなく、回り続けるのか、ということ。

あなたがいなくても会社が回るようにするためには、
大きく2つの方法があります。

ひとつめ。
強力な右腕を育てる。
あなたの判断基準やモノの考え方、
オペレーションの方法などを教え込み
いつでも適切な動きをしてくれる右腕。
そして、判断を仰ぐべき際には、
きちんと決裁をもらいにきてくれる右腕。
これは頼もしい。

でも、雇うにも育てるにも、
時間とお金がかかる上に、成功率が未知数という弱みがあります。
要は「右腕をつくろう!」と思って、それを成し遂げられる確率が、
環境要因や外部要因に左右されやすい、ということ。

極端な話、辞められてしまった終わりです。

ふたつめの方法は。
「仕組み化を促す」ということです。
何でもかんでも「仕組み」にしてしまう。
細かな内容は、過去の記事「その仕事、まだ自分でやり続ける?」に譲ります。

この方法の良いところは、時間もお金もかかるかもしれませんが、
「やる!」と決意したからには、
ほぼ間違いなくやり遂げられる、ということです。
あなたの意思次第、です。

そして、一度つくった仕組みは、
あなたが使い続け、メンテナンスをする限り、機能し続けます。

「1」という数字の恐怖を知った今日、
あなたはまず、何を「仕組み化」しますか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました