そうでない答え – 入学式 PTA会長祝辞

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2015年3月25日
入学式にて

本日は、おめでとうございます。
ご紹介いただきました本校PTA会長を務めています、海東和貴と申します。

保護者の皆さま。本日は記憶に残る日として、
感慨深い時間を過ごされると思います。

心から、祝意を表します。

おめでとうございます。

今日という日をスタートに、子どもたちの健全な育成のために、
また新しいご縁を繋いでいただけましたら幸いです。

新1年生の皆さま。
今日は、本当におめでとうございます。
みんなが来てくれる今日を、楽しみにしていました。
2年生から6年生のお兄さんお姉さんたちも、
みんなを迎えるために、色々と準備をしていました。

ようこそ、◯◯小学校へ。

みんなが、もっと小学校での生活を楽しめるように、
1つだけ、お話をします。

質問です。小学校ってどんな場所でしょう??

「勉強を教えてもらう場所」
「先生に楽しませてもらう場所」
と思っている人もいるかもしれません。

それも、正解です。

でも、そうではない答えもあります。
小学校は「自分から学ぶ場所」「自分から楽しむ場所」という答えです。

教えてもらうのではなく、自分から学ぶ。
楽しませてもらうのを待つのではなく、自分から楽しみに行く。

これから通いながら、学校の良いところ、
楽しいところ、先生の好きなところ、
友達として楽しい遊び、好きな勉強、
いっぱい見つけてください。

そして、それをおうちの人に、
いっぱいお話ししてほしいと思っています。

そうすれば、みんなにとって小学校は、
もっともっと楽しい場所になります。

みんなの力で、◯◯小学校を更に魅力的な学校にしてほしい。
みんなの笑顔が、楽しい小学校をつくります。

結びに。笑顔溢れる新入生入学への祝意と共に、
新1年生とその保護者の方、お身内の方、支えてくださる地域の方、
先生方や学校関係者の方の今年度の益々のご多幸を祈念しまして、
私からの祝辞とさせていただきます。

本日は本当に、おめでとうございます。

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この投稿の趣旨

10,000時間の法則、というものがあります。

ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、10,000時間以上の練習・努力・学習が必要というものです。世の中には、この法則について「十分条件」と「必要条件」がごっちゃになって語られている場面もあります。ただ、まぁ、堅いことを抜きにすれば、10,000時間もの時間を投資して何かをやってきたことは、自分自身の「自信」にしても良いもの、と思います。

私は「子育て」に関しては、優に10,000時間を超える試行錯誤をしていますが、その中の2,000時間ほどは、PTA会長として過ごした時間が含まれます。子どもたちの通う小学校で3年間、(東京23区の、とある)区全体の連合会長として1年間、活動をさせてもらいました。

歴史が長く、あまりにシステマティックに組織運営がされていたため、運営そのものはママさんたちにお任せして、私は私ができることをしよう。そう思って就任半年後、2学期から、少しずつメッセージを発するようになりました。

そのスピーチ録を、フリー素材として公開しようと思います(著作権は放棄していません)。そもそもは、親や先生に私の考え方や価値観をリーチさせ、そこから「かっこいい背中の大人」を更に増やすことができれば、私がビジネスを通じて実現したいこととも通じるな、と思って始めたことです。かっこいい背中の大人が増えれば、子どもたちは、未来や自分自身に対して、更に強い希望を持つことができます。そういう子どもが増えれば、世界はもっと、魅力的なものになります。

世の、仕事がありながらもPTA活動等、子どもたちの過ごす環境の改善に努めてくださっている方のお役に立てれば、と思います。役割上、スピーチや、意見表明、書面への寄稿をするシーンも多々あるかと思います。時に、それらを創作する時間がないときには、文章をこのまま使っていただいても構いません。その際、特にクレジット表記等も要りません。笑

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