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高層階にあるホテルの、ラウンジ。
温かいコーヒーを飲みながら、
私はその人に伝えました。
手帳を開いてみてください。
そして、*****。
すると、その人は、
「ああぁ・・・。」
と息を漏らしました。
* * *
ある人の周りに、いつもその人から
約束を破られ続けている人がいました。
その人の手帳には、
「○月△日■時:打ち合わせ:□□さん@◇◇駅前ルノアール」
ときっちり人との約束が書かれています。
そして彼は、それをしっかりと守ります。
時間に遅れることもほぼありません。
その彼が、
いっつも約束を破る相手がいるのです。
それは、彼自身です。
彼は、自分自身との約束をいつも破って生きてきました。
彼には、大きな夢があります。
それを実現するために、お金の投資もしています。
ところが、時間の投資をしていないのです。
例えば、今週の土曜日の午前中に、
目標達成のために○○の勉強をする、
と決めていたとしましょう。
ところが、手帳を開くと
そこは空欄になっているのです。
多くの人は、
手帳を「他人との約束を書き込む場所」
として扱っています。
それゆえに、自分自身が’(漠然と)決めた
「勉強の時間」については、
手帳に書き込みません。
その結果、どんなことが起こるか。
土曜日の午前中は空欄になっているため、
例えば仲間に「フットサルをやろう」と
誘われたとすると、彼は手帳をみて
「あ、誰との約束も入っていない」と判断し、
そこに新たな予定を書き込むのです。
「○月△日■時:フットサル」と。
これにより、
彼は自分との約束を破ってしまうことに
なります。
本当は土曜日に勉強するはずだったのに
それを押しのけて、フットサルをすることになります。
お察しの通り、自分との約束を守るのは、
とても強い意思の力が必要です。
もしこれを読んでいる人の中に、
「何となく成長が遅いな、自分」
と感じている人がいたとしたら。
まずは、手帳に「自分との約束」を書き込む習慣、
つけてみると人生に変化が訪れます。
そして、自分と約束をしたら、
それを信頼できる第三者に共有して
「他人との約束」にすり替えてしまいましょう。
(実際のところ、これだけのためでも、コーチをつける意義はあります。)
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
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