難しいスキルを上達させる方法 第50回

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ピアノが上達する方法の伝授!
ゴルフとピアノの共通点?ダンスとピアノの覚え方は一緒?
などなどピアノ練習にまつわるあれこれをお話しています。

前半は脳のデトックスについて、氷瀑にむけてのトレーニングなど、あたまと身体について語っています。

今回も、参宮橋の「こころ からだ ほぐしサロン turusan」のオーナー、鶴岡彩(つるおかあや)さんを話し相手に迎えてのポッドキャストです。

(ポッドキャスト本編の10:05~)

ピアノを上達するにはどうする?

海東:改めて海東です。

鶴岡:鶴岡です。よろしくお願いします。

海東:ご質問をお願いします。

鶴岡:はい、読ませていただきます。

ピアノを上手になる方法を教えてください!

From:電線のピアニスト

海東:でんせん、っていうのは感染の方ですか?

鶴岡:電気の線です。

海東:へー、どういう意味なんですかね。

鶴岡:どういう意味なんでしょうか…。

海東:これ、なんで僕に聞くんですかね?

鶴岡:どうやって海東さん答えるのかな、と思って。

海東:なんで僕に聞くのかな。笑 一応聞かれたので答えのタネは用意してきましたけれど。

昔個人用の名刺持ってたんですよ。例えば女性が横でお酒を作ってくれる店に行ったときに、なんかちょっと会社の名刺出すのが嫌で、個人の名刺を作ったんですけど、その個人の名刺をただの紙に印刷するのもすごく味気なくて、情報がただでさえ無いから。

だから銀座でいまだに活版印刷で名刺を作ってくれるお店で、すごく良い紙使って作りました。表面に名前が縦に入ってるだけ。近くにぼこっとエンボス加工。裏は趣味を入れたんですよ。一行。趣味「らーめんず、劇団四季、写真撮影、モノポリー、ピアノ」って。

ピアノを入れた理由は、丁度その時に習ってたんですよ。大人になってから。子どもの時も幼稚園から多分6年間習ってるんですけど、一切そこからやってなくて。大人になってもう一回習い始めたら、子どもと大人ってもう根本的に運動神経が違うんで、思うように指が動かないんですよ、もはや。一応一個一個指の力が均一になるように、鍛えて…あ、鶴岡さんもピアノ習ってたんですよね?

鶴岡:ちょっとやってました。結構弾いてましたよね?

海東:そう、パーティーでね。
で、僕どうしても右利きなんで左手の方が弱くなるし、小指とかも押した時に好きな強さで弾くには、この小指の力も自在にコントロールできるようにならないと、思うような音が出せないんですよ。強弱がすごく大事なので。だからつり革を持つ指を変えたりとか。

鶴岡:へーそんな練習してたんですか。

自分のペースでできないものは難しい

海東:大人になってからですよ。子どものときはやってないけど。大人になった時はそういうのやってた。で、練習の時意識したことがあって…。それは先にゴルフをやってたからできたことなんですけど、もう滅茶苦茶下手なんですよゴルフ。

ていうか大前提として、丸いものが扱えない。球技とかほんとダメなんですね。だからドッチボールも逃げられるんですけど、取れないんで勝てない。負けないけど勝てない。

鶴岡:へー意外!

海東:あ、ほんとですか? で、いろんな球技を思い浮かべてください。ゴルフだけは自分から飛んでいくんですよ。

鶴岡:あーこっちに向かってくることがないってこと?

海東:ない。野球もバットを振り回すけど、でもボールは向こうから来るじゃないですか。
ゴルフだけは自分の好きな場所にボールを置いて、そこから打てるわけですよ。

鶴岡:ビリヤード!

海東:あれスポーツなの? 娯楽じゃないのかな…ああでもスポーツなのか。じゃあビリヤードもそうだね。だからビリヤードも下手よ。

鶴岡:ビリヤードとか凄い似合いそうなのにな。

海東:多分似合う風にはできるけど、全然。笑 

その似合う風にやってんのにそこ飛んでくの!?って。ゴルフもやってたんだけど、とにかく自分でコントロールできない速度で打つんですよ。もう力いっぱい振るんで。そうすると変な方向に行くわけ。0.1秒ずれただけでとんでもないところいくでしょ。

だから女性のが上手いんですよ、ゴルフって。なんでかなって思ったんだけど、いや多分理由は色々あるんですよ。でも僕が思ったのは、女性は自分がコントロールできる速度でスコンって打つから、距離は飛ばないんだけど真っ直ぐ飛ぶんですよ。ずっとフェアウェイにいるの。僕とかバァンって打ってとんでもないところ飛んでいって、そこからまた違うやつにクラブ持ち替えて、あっち走っていって刻んでいくから物凄い疲れるし。

鶴岡:運動量。笑

海東:そう、だから僕下手なんですよね。女性は自分がコントロールできる速度でスコンって素直に打ってるから上手いんですよ。ピアノも一緒で、本当は自分で弾きたい速度があるんだけど、それをぐっと我慢して、メトロノームを入れて自分が指をコントロールできるゆっくりな速度で楽譜通り弾くんですよ。で、徐々に速度上げていけば大体の曲は弾けるようになります。

鶴岡:最初は慌てずゆっくりでいいからやって、そのうち慣れたら早く弾けるようになる。

海東:そう。指使いが覚えますからね。頭がね。

鶴岡:わかる気がする。なんかダンス覚えたりするのも…

ピアノもダンスも最初はゆっくり弾いて反復して・・

海東:やってるんですか?

鶴岡:いいえ。笑 動画でよくダンスの解説があるじゃないですか。あれはゆっくり見て、ゆっくりやって、できたら次みたいな。

海東:そうね。ダンスもそうかもしれない。バナナマンの日村さんとかは多分、見たまま踊れるみたいですよ。

鶴岡:そういう人いますよね。見たらすぐ踊れるって。

海東:一般的なミュージックビデオ、プロモーションビデオとかは大体演者さんはこっち向いてるじゃないですか。借りに僕がその踊りを習得するにはそもそも左右の置き換えができない。じゃあ鏡に映ればいいじゃないかってそういう脳もないんだよね。

鶴岡:わかる。途中でなんか混乱する。

海東:そう。だから後ろ向きの動画が踊れるのかって思うと、今度は前で何が起きてるのかわからないから

鶴岡:わかる!

海東:結局僕はダンスはチャレンジしたことないんですけど、確かに適正な情報があれば、速度さえ守って反復すればいける?

鶴岡:チャレンジしたことないって言われるとチャレンジしますか?って言いたくなっちゃう。

海東:ちゃんと仕上げてくれるならやりますよ。

鶴岡:仕上げるのはね、各自でやって…

海東:いやいやそんな無責任な。笑 仕上げてくれるならやりますよ。だってもうまず後ろ姿でもうわからないんだから、踊りが。タップとかならね、まだなんかできそうな気がする。チョロイぜって意味じゃなくて、音だから。多分耳は良いのよ。だからそれに技術をインストールしてくれれば、ダンスよりは可能性があると思う。

鶴岡:なるほど。

海東:USA、あれだって踊りやすくしたから売れたって、確かにそうなんだけど、全然あれ踊りやすいとは思わない。笑 

だからピアノが上手になるに、子どもみたいに基礎力上げてバイエルからやっていつかいい曲弾く、じゃなくてもう最初から弾きたい曲を決めて、それをゆっくり弾く練習をすれば、で、欲張らないでとにかく反復してゆっくり弾いて反復して、ここまで出来たら次のページ、を繋げて徐々に繋げてどんどん早くしていけば、まあ曲にもよるでしょうけど、真面目に一か月一日一時間ちゃんと練習したら、弾けるようになりますよ。

鶴岡:練習量ですよね。

海東:出張行くときも、鍵盤が書かれた紙をもっていって、紙でぎゅってあえて押す練習をしてた。当時先生に言われたんで。一日弾かないと三日分くらい後退するっていうよね。

鶴岡:そうそう、フィギュアもそうでした。

海東:じゃあ全部そうなんだ。運動神経も。

鶴岡:運動神経もそう。

海東:なので逆に弾きたい曲があるのであれば、教えていただければ同じ曲でも難易度があると思うので、ピアノの先生の知り合いに聞いてお答えしますけれど。笑 
この楽譜ならいけるんじゃないですかっていう。ピアノね。いきなりピアノ弾けたら格好いいですよね。

鶴岡:そうね!この間みたいにみんなが家に来てくれた時みたいに、弾いてるのやっぱり良いなって思いました。

できる人と思わせて自分を追い込む

海東:ああいう時って、そもそも向こうの期待値が低いじゃないですか。みんなお酒を楽しんでるわけだから。だから多分「猫ふんじゃった」をちょっとアレンジして弾いただけでも、この人ピアノ弾けるってなると思う。

鶴岡:チュールいいですよ、チュール。

海東:え、なにどんなの?

鶴岡:♪チュールチュールCIAOチュール♪って弾けると、あれ耳で多分弾けると思います。

海東:左は? コードがわからないと左が…

鶴岡:左はわからない…右は弾けるけど。

海東:ああ、そう。ノリがいいしね。
飲み会の話でいうと、知り合いの家での飲み会に行った時に、料理はしてないんですよ。ただ乾きものだけじゃ味気ないと思って、豆腐を切ってお皿にボンっと、明太子を皮からスプーンで出して、皿にドン。万能ねぎをはさみで切って上にかける。最後は昆布だしかけて出しただけですよ。それでこの人は料理できるっていまだに言われるもん。違う、料理してない!笑

鶴岡:いやでもそれ出来てると思います。笑 
そういう頭にならない人もいますから。発想ができない。

海東:あーだからああいう場ってちょっとアピールの場ね。

鶴岡:ああそうですね。

海東:今どのくらいの難易度の曲をお弾きになりたいかわからないですけど、一個下げてみんなが知ってるような曲を覚えて、人前でいきなり弾いて「お、この人ピアノ弾けるんだ」ってなったらもう背中を押されるから。

鶴岡:弾ける人として。

海東:そう。徐々にテンション上がっていくんじゃないですかね。

鶴岡:確かに。

海東:っていうので答えになっていますかね?

鶴岡:はい! ゆっくり弾く、ちょっと弾けたら披露して、「できる人」っていうのをみんなに覚えてもらって、もうやらざるをえないように。

海東:「次これ弾くから」みたいに言っちゃう、追い込む。後はこうやって指を合わせた時に、右手の薬指がぺこってなってるじゃないですか。この第一関節。でもこっちはなってないじゃないですか、左手。

鶴岡:ほんとだ。

海東:ってことは左手の方が強いんですよね。薬指に関して言うと。
同じ指なのに右の方が弱い。だから均一じゃないんで、つり革を掴む練習とか、この薬指で一日ぎゅっぎゅってやると均一になってくる。
なんでピアノの先生じゃないのにこんな話してるんだろうね。笑

鶴岡:すみません。笑

海東:これで良かったですかね?

鶴岡:良かったです。

海東:じゃあお願いします。

鶴岡:はい。ザ・プロフェッショナルPodcastでは質問を受け付けています。ザ・プロフェッショナルのメールマガジンにご返信いただく形で質問を送ってください。よろしくお願い致します。

海東:今日もありがとうございます。

鶴岡:ありがとうございます。

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