新製品・新事業を開発したい
次のビジョンが見えない。ワクワクしない。
例えば、創業10年以上の会社の経営者。
ビジネスは順調。
地元では「有力者」「成功者」などと言われ、
持ち上げられる機会が増えている状態。
でも、自分の中では
その次のステージに向けた「わくわく感」を見出せない。
創業当時の「ときめき」や「闘争心」に裏付けされた
「達成感」だったり「充実感」だったりが枯渇して、
何となく心が空虚になっている状態。
地域団体や、経営者の集まる団体で役職者に任じられ、
そちらで立場を取って活躍するも、
自分の会社に戻れば「居場所がない」という状態。
ちらっと知人に「最近、わくわくしなくてね・・・」などと
相談をしようものなら「贅沢だ」「自分はこんなに大変なのに」
「そんなことを言っていられるうちが花だよね」
などと、真剣に取り合ってもらえない状況。
でもこれ、周りが思っているより、
実は重傷だったりましす。
というのも、私がいくつかに分類した
「経営者が個人的に抱える悩み」の中で、
この悩みが中長期的には会社を衰退傾向に
導くものであるからです。
例えば、体型(体重)。ランニングをしたり、
フィットネスクラブへ通っている人も多いかと思いますが、
「体型を現状維持する」というためには、
身体にはある程度の負荷をかける必要があります。
身体に負荷を全くかけないと、現状維持はせず、
身体能力は衰退していくことになります。
新しいビジョンを生み出して、
それに向けて、果敢に人生に挑むこと。
これこそが、会社にとっての「負荷」であって、
仕組み化された会社を横目に、経営者が
「何となく心が空虚」などという状態は、
それこそかなり危ないと言わざるを得ません。
次々回の記事で、
こういった状態をどのように打破したら良いか、
書きたいと思います。
今日も素敵な時間をお過ごしください。
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