価格には弾力がある

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売上げUP・シェア拡大をしたい

価格には弾力がある

From:海東和貴
ギンザシックスのカフェより

色々な場面で聞くテーマだと思います。
でも、ちょっと我慢して聞いて(読んで)ほしい。

Perrier(炭酸水のペリエ)330ml瓶を
アマゾンで買うと、
1本あたりおよそ100円で買えます。
これを、新宿のパークハイアット東京
「ピークラウンジ」で飲むとなると
1,000円(2017/7/17現在)です。

全く同じもので、10倍の価格です。

あなたの商品・サービスにおいて、
現状の価格の10倍を提示したとして、
顧客はどんな反応をすると思いますか?

もちろん“そのまま”では、
一笑に付されるかもしれません。
一方、ラグジュアリーホテルにおいては、
顧客が本来は10分の1で購入できる商品に、
10倍の価格をつけて販売をしている。

つまりは、あなたのビジネスにおいても
実現が可能ということです。

イメージしてみてください。
特殊な薬剤。
その薬剤を注射器に入れ、四角い材木に注入する。
そうすると、固い材木がどんどんぐにゃぐにゃしてきて、
注入すれば注入するほど、スライムのような
ぐにょぐにょな形状に変わっていく様を。

もちろん、恐らくこんな薬剤は
現時点では存在していませんが、
“価格”という概念からするとこの薬剤は存在します。

「この値段でしか売れない」
「これ以上は高くできない」
と思っている商品やサービスでも、
この薬剤を注入すれば、価格に弾力性が出ます。

ぐにゃぐにゃになります。

「100円でしか売れない」
と頑なに思っていたものが、
1,000円でも売れるようになります。

では、この薬剤の正体はなんなのか。

パークハイアット東京の例で言えば、
“(ゆったりとした)時間の流れ” 
“気持ちの良いサービス”
 “眺望” “空間” “ステイタス”などが考えられます。
 
 これらを溶かして、薬剤としたのです。
 
あなたの商品やサービスを
ぐにゃぐにゃにするためには、
どんな要素を薬剤に溶かし込んだら良いでしょう??
紙とペンを用意して、書き出してみてください。

余談ですが、ここギンザシックスには
コーヒー専門店ながら、メニューにある最も安いものが
「10,000円」という店があります。
それでもお客さんが入っています。

書き出したそのアイディア、
海東宛てに送ってください。添削します。


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