事業基盤を強化・再編したい
スタッフのモチベーションを上げる方法
From:海東和貴
葉山のカフェより
池田貴将さん著作の『未来記憶』によれば、
人には3種類の記憶があるといいます。
・過去記憶
・現在記憶
・未来記憶
過去記憶とは、
「朝起きたら寒くてつらかった」
という“実際に過去にあった”記憶。
現在記憶とは
「今日、やらなくちゃいけないことがこんなにある」
という“現状”に関する記憶。
そして、未来記憶とは
「まだ起きてないことの記憶」です。
これから生まれる記憶なので
自由につくることができます。
簡単な例で言えば、
「1日に英単語を10個ずつ覚えれば、
海外での仕事の道が開ける」
というもの。
他の記憶に置き換えると、
過去記憶:暗記には辛い思い出が・・・。
現在記憶:今日も10個覚えないと!
未来記憶:この先には海外での仕事が!
となります。
著者は、こう述べています。
「成功者が卓越しているのは
努力や行動力ではありません。
彼らが卓越しているのは
成功するまで行動する努力を
“楽しむ力”なのです。」
つまりは、その“楽しむ力”を
導くための方法のひとつが、
「未来記憶を活用すること」ということです。
例えば「掃除」に焦点を当てます。
「さ、掃除しよう」と思い立ったときに
・ああ、面倒くさい。
・苦手だなあ。
・やってもすぐにどうせ散らかるし。
といった感情が芽生える人は、
「過去記憶」に思考が占有されています。
一方、
・やったら金運アップするかも。
・部屋が綺麗になれば生産性がもっと上がるかも。
・良い気分転換になるな。
といった感情が出てくる人は、
「未来記憶」に思考が占有されています。
これ、単純に
後者の方が楽しいですよね?
もともと「掃除」という言葉には、
・面倒くさい
・気分転換
という“意味”はくっついていません。
辞書を引いても、出てきません。
「掃除」とは:
はいたりふいたりして、
ごみやほこり、汚れなどを取り去ること。
これでしかないのです。
そこに、個々人が勝手に
意味づけをしてしまっているわけです。
そして、その結果の影響を受けています。
これ、きっと掃除に
限ったことではないんですよね。
あなたがスタッフは業務委託先に、
自分の仕事を、
創造性に満ちた、
やり甲斐のある仕事だと感じてもらいたいなら、
あなたが“未来記憶”を語る必要があるのです。
その仕事が世界にどう作用するのか、
人をどのように喜ばせるのか、
この仕事の先にどんな未来を描いているのか。
しっかりと伝える努力をし、
自分の“未来記憶”に、
回りを巻き込んでいくことを考えてみてください。
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