生産性を上げたい
自律神経で勝手に動く仕事
From:海東和貴
高田馬場のカフェより
「経営者がまだ“プレーヤー”」
「“経営者”である自分と
“職人”である自分が混在している」
経営者が現場を離れられない場合の表現として
いくつか挙げてみました。
この状態から抜け出したい
経営者は多くいますが、
実際、どのように始めれば良いのか
いまいち理解できていない
という方がいます。
そういう方にお勧めする第一歩は、
「自分きっかけ」
でしか始められない業務を、
「自分以外きっかけ」
に移すことです。
例えば、ホッチキスの芯がなくなったとき。
経営者自ら「買っておいて」と
伝えない限り、
その補充がなされない職場があったとします。
これを、定期的に「備品の補充」
という作業をスタッフに与えることによって、
経営者が「買っておいて」と言わなくても
自動的にそれらが補充されるようにします。
「自分きっかけ」を
「自分以外きっかけ」にするわけです。
自分が意識しなくても、
勝手に補充される体制をつくるわけです。
私は、これを自律神経に例えています。
私たちは自発的に「息を吸おう」と決めなくても、
勝手に呼吸してくれる身体を持っています。
都度、「息を吸おう」「息を吐こう」と
いちいち意識して行わないと
呼吸もままならない身体だったとしたら、
恐らく、仕事に集中することはできません。
自律神経が勝手に活動してくれるから、
私たちは十分な酸素を得て、
仕事に取り組むことができる、とも言えます。
経営者が現場から離れられないとき、
その原因のひとつに、
「多くの仕事のきっかけが自分にある」
という場合が多いです。
自分を、会社の“きっかけ”から外す。
自分を殺しても
会社が動くように仕組みをつくっていくことで、
あなたは徐々に、現場を離れるための
きっかけを掴み取っていくことになります。
「自分きっかけ」
でしか始められない業務を、
「自分以外きっかけ」
で始まる業務にする。
まずは、何から手をつけましょう??
小さなことで構いません。
むしろ、小さなことの方が
簡単に導入でき
その割に大きなリターンを得ることができます。
試してみてください。
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