過半数は間違っている

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事業基盤を強化・再編したい

過半数は間違っている

From:海東和貴
ロマンスカーの車内より

ある人から言われた言葉が、印象に残っています。

もし、本当に成功したいのであれば、
世間の大多数がしていることと、
真逆のことをしなさい。

今回は、「過半数の人は間違っている」というテーマです。

例えば、私が所属しているとある公益法人の話。
何か事業(企画)をしよう、ということで
現場から“尖った”事業計画書を上げたとします。
最初はゴツゴツした、持つのも痛いような形状のものが
出来上がってきますが、
意思決定プロセスの上位階層で揉まれるうちに、
最終的にはツルンとした何の特徴もない
丸い石に仕上がってしまう、
ということが往々にしてあります。

要は、企画として全く面白みがないものが
出来上がってしまう、ということです。

かつてのJALのロゴも、
そんな大企業特有の意思決定プロセスによって生まれた、
という説があります。
(私は当時のそのロゴがとても嫌いでした。
やっぱりJALは鶴丸でしょう。)

何か尖ったことを成し遂げて、
世界をもっと良くしようと考えたとき、
「その他の過半数」の意見を聞き過ぎると失敗します。

それらの人の意見を
「そういう意見があるんだ」と一度は受け止め、
その意見から必要な部分“のみ”を抽出し、
決してヤスリで削ったりしないで“
個性を増していく方法”で掴み取っていかないと、
どんなに尖ったゴツゴツした企画でも、
最終的には丸い特徴のない、
道端の石になってしまいます。

何か自分ならではの尖った方法で
成し遂げたいことがあるとき、
世間の過半数は間違った意見をいうかもしれない、
ということを前提に準備をした方が良いのです。

こういうことを書くと「民主主義の否定」と
批判を受けそうですが、
そもそもかつて選挙権を有する人には制限がありました。
今では様々な事情から全ての成人に等しく選挙権はありますが、

でも、、。

、、、今って、半分以上の人は選挙に行ってないですよね。
民主主義を否定する意図はありませんが、
特にあなたが「ビジネス」において成し遂げたい何かがあるとき、
「過半数」の言うことは聞かない方が良い、
というのは今回の記事で伝えたいことです。

お読みいただき、ありがとうございます。

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