人材を強化したい
家族の「やる気」
From:海東和貴
自宅の書斎より
私は以前、子育て支援メルマガを書いていました。
全国のママさん、4,000人にお読みいただき、
反響の多かったものからひとつ、加筆修正をして
今回の記事をお届けします。
質問です。
あなたは、グルメ系の口コミサイトについて
どのような印象をお持ちでしょう??
大切な人と行く店を探すとき、
そういったサイトで探しますでしょうか。
あくまで私見ですが、私は滅多に使いません。
ああいったサイトに書いてある口コミは
「誰か知らない人の過去の記憶」
だからです。
知らない人の過去の記憶なんて、
正直、私の人生にはあまり関係ないんです。
知らない人の過去の記憶を基準に「決断」をすると、
それで何か不本意な事態になったとき、
感覚的に「自分のせい」にできず、
人のせいにしてしまう気がするんです。
家族の「やる気」の話をします。
昨今、情報が多すぎて多すぎて、
「人の判断基準」の風潮が
変わってきている気がします。
・こういう意見があるから
・こういう事例があるから
・こういうデータがあるから
・こういう流行があるから
・こういう論評があるから
色々な情報に容易にアクセスできるようになり、
「判断材料」があまりに多くなっている気がします。
でも、原点に立ち返ると、
人の判断基準の源流は
「自らの言葉」である方が自然です。
・人がどう言ったから
・こんな情報があるから
・こういった過去があるから
などではなく、
「やる」と言った自分の言葉自体が
行動の原点であり、行動の理由になった方が自然です。
行動の原点にはふたつあるわけです。
・外部からの理由や根拠を原点にする
・自分の言葉を原点にする
このふたつ。
いざ行動に移したとき、
どちらか強く熱いモチベーションに
なり得るでしょうか。
モチベーションは、テンションと違います。
テンションは、水が瞬間的に
沸点に達するようなものである一方、
モチベーションは、
床暖房のようにゆっくりと熱くなり、
すぐには冷めません。
外部からの理由や根拠を原点にした
行動の場合、
テンションの上がる場合はありますが、
長く息の長いモチベーションには
繋がりにくいです。
だって、外部的な理由で始めた行動だから、
外部の状況が変われば、
自分の内面もすぐに変わってしまうから。
一方、自分の言葉を原点にした行動の場合、
理由は「やる」と決めた自分の言葉
でしかありませんから、まさに床暖房です。
シンプルです。
ピッとスイッチを入れるだけ。
子どものモチベーションを、
高く一定に保つ方法。
それは
「自分の言葉に責任を持つ」という姿勢を
親が自ら体現することです。
親がいつも、自らの言葉に責任を持つこと。
じゃあ、これを改めて意識して
日々を生活するためにあなたは何をすべきか。
そうです。
「そうやってみよう」と決断すること。
そして、その言葉を自分で守り続けること。
やる気は、自分でつくれる。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
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