事業基盤を強化・再編したい
理想と現実の壁を壊す方法
From:海東和貴
自宅の書斎より
もしかしたら、あなたは思うかもしれません。
また「その話」か、と。
「人を形づくっているのは習慣である」
「習慣を変えるのは難しい」
「習慣を変えれば人生が変わる」といった
『習慣』に纏わる自己啓発じみた話か、と。
その想像は当たっています。
また「その話」です。
ただ少し違うのは、根性論のような話ではなく、
もっとシステマティックな話である、という点。
靴を「普段は右足から履いている」という習慣があり、
それを「今日からは左足を最初に靴に入れる」と切り替え、
そのことを習慣化するのは難しいはずです。
習慣というのは“無意識”下に行われているので、
それを切り替えるには毎回“意識”して
行動を変えなければならないからです。
普段は無意識に自動的にできているものを、
敢えて意識しながら行動するのは、
大変な労力を使います。
靴を履くという簡易な作業ですら大変なのですから、
ビジネスに係わる多くの習慣や
思考の癖を変えることは、かなりのパワーを使います。
今日は、習慣を変えるにあたっての
ひとつの「糸口」をお伝えします。
「Be」「Do」「Have」の考え方です。
多くの人は、何かしらのギャップを抱えて生きています。
「本当はこういう自分で在りたいんだけれど、
実際は違う」という状況です。
理想の世界と、現状の世界の間に、
大きな谷があるのです。
渡ることができない谷。
その谷に橋を架けるための、フレームワークです。
「Be」「Do」「Have」。
「Be:望む状態の自分で在るために」
「Do:どういう行動を取り」
「Have:そのためにどういう自分で在る必要があるのか」
という考え方です。
望むモノを手に入れるために、
まずはどういう行動を取り、
そしてどういう習慣を身につければ良いのか、
と言い換えることもできます。
今のあなたというのは「結果」です。
その結果には「原因」があります。
原因を変えれば、結果も変わる。
原因とは、あなたの習慣です。
原因を変えることで結果が変わるのであれば、
習慣を変えれば未来が変わるはずです。
あなたが望むものを手に入れるために、
どんな習慣を身につければ良いのか。
この視点から今の自分を俯瞰すると、
変化が急カーブを描き、
なりたい自分にスピード感を持って近づくことができます。
「Be:望む状態の自分で在るために」
「Do:どういう行動を取り」
「Have:そのためにどういう自分で在る必要があるのか」
紙に書き出して、
考えてみる時間をつくってみてはいかがでしょう。
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