From：海東和貴
丸の内のオフィスより

ある調査によると、100人が「いいことを聴いた」と
実感した“インプットの機会”があったとして、
それを翌日に実践するのは10人、
実践を“続けて”きちんと成果を掴むのは1人、と言います。

行動を起こさなかった人に理由を訊くと、
「言ってることはわかるんだけど、うちの業界では・・・」
という談義が始まります。

これはどういうことかと言うと、かなり乱暴な表現をしますが、
「目の前に美味しそうな食べ物はあって、美味しいだろうというのはわかるし、
　他の人がこれから栄養を得ているというのはわかるけれども、
　自分が食べたところで、自分の身体の栄養にはならない気がする」
と思いながら、目の前の料理をどんどん冷ましている状態です。

自分の中にある「気がする」という部分が消化できるまで、
動き出すことはしない、と暗に考えているスタンスです。

ヒントは「順番」にあります。

消化してから行動するのではありません。
行動してから消化するのです。

まずは食べないことには、消化は始まりません。
消化が始まらないということは、
栄養となって血となりに肉となることがない、ということです。

人の行動において“食べる”ということは、
まずは一歩、動いてみるということです。
考えている暇があるならば、まずは一口、食べてみる。

行動を起こせない人の共通点。
それは、食べることと消化をすることの
順序を間違えている場合が多いです。

食べないことには、消化は始まりません。
まずは一歩、動いてみる。
行動を起こしてみる。そこから消化が始まり、
あなたの血となり肉となります。
 

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