事業基盤を強化・再編したい
雪だるま、つくろう。
From:海東和貴
丸の内のオフィスより
不定期ですが、スタッフにメールを出しています。
今日は、こんなメールを出しました。
* * *
昨日、私は渋谷にいました。
ある研修を受けるために、
大きなビルのエントランスをくぐる。
エレベーターで目的の階に到着すると、
既に多くの人が並んでいました。
時間は、受付開始の10分前。
研修なので、みんなラフな恰好。
ばらばらの恰好。
年代もばらばらです。
研修が始まり、講師が「出席者」の状況を把握するために、
いくつかの質問をしました。
「会社の代表の人?」
半分の人が手を挙げます。
「これから、ビジネスを起こす人?」
3割強の人が手を挙げました。
私は、これに驚きました。
みんな勉強しすぎじゃない・・・?と。
人生は、PDCAのサイクルを回転させることが大切。
計画(Plan)し、まずは動き(Do)、
その行動を省みて(Check)、改善する(Act)。
端的に言えば、トライアンドエラーを繰り返している人の方が、
人生に「成功」しています。
今回の研修の内容。
どちらかといえば「基礎体力」的な
「原理原則」的なテーマではなく、
どちらかと言えば、付帯知識というか、オプションというか、
年金で言えば「基礎年金」ではなくて、
2階部分の「厚生年金」のような内容でした。
まずは、動いていないことには、
あまり活かしようがないというか、
今この瞬間に「使える!」というものではありませんでした。
雪だるまは、最初から大きな雪だるまではありません。
小さな雪玉を転がし、段々と大きくしていきます。
大きくしていく過程で、まん丸な雪玉でなくなってきたら、
方向や向きを変え、丸い形に修正していく。
計画して、動かしてみて、振り返って、改善する。
私たちのようなスモールビジネスに関わる人は、
PDCAのサイクルを何回転もさせることが大事。
完璧な計画なんてほぼ不可能なのだから、
雪玉を転がしていて形がおかしくなったら、
修正すれば良いんです。何なら、作り直したって良い。
迷ったら、調べる前に、まずはやってみる。
行動を起こしてみる。
まずは、雪玉を転がしてみる。
そんなスタンスで、会社を動かすことが大事と考えています。
大切なのは、
失敗しかけたときにいかに軌道修正するか、です。
どうフォローアップするか、です。
常に100点満点で行動する“スキル”より、
何かあったときにどう対処するかという“スキル”を、
私たちは評価したいと思っています。
失敗を恐れないでほしい。
行動して、何かあったら、
そのときにフォローアップする方法を考えよう。
行動に迷ったら、まずは動いてみる。
このことを意識して、この仕事に関わってくれると嬉しい。
私たちは「次世代」のことを考えて仕事をしています。
ありがちな表現ですが、次世代にバトンを渡すには、
まずは一歩、私たち自身が進まなくてはなりません。
一緒に、より良い世の中をつくりましょう。
今日も一緒に動いてくれて、ありがとう。
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