事業基盤を強化・再編したい
パソコンを操作していると「×」
From:海東和貴
自宅の書斎より
もしかしたら、今日の記事は
あなたを不快にさせるものかもしれません。
“こいつは一体何を言っているんだ”と
声を張り上げたくなるかもしれません。
それは、甘んじて受け入れます。
ただ、一旦ご自身の心の中に
沸き起こる感情を横において、
一度だけ真正面から
今回のテーマを受け止めてほしいのです。
私が今回の記事で言いたいことの
本質を掴んだとしたら、
あなたがその内容を
ご自身の人生に取り入れようと選択しても、
もしくはそれを「無視する」と決めたとしても、
きっと大きな変化が訪れ、
あなたのビジネスにおける銀行口座残高に
少なくない影響を与えることになります。
言葉尻に捕らわれず、
私が何を言おうとしているのか、
数分間だけ時間を割いて本質を見つめてください。
約束してくれますか?
それでは、このレポートを始めるにあたって
最初にあなたに伝えなくてはならないことを書きます。
それは、「経営者がパソコンを
操作している時間の長さと、
その経営者のビジネスの成長速度は
反比例する」という事実です。
何を言っているのか、
と怒りたくなる気持ちはわかります。
でも、さっき約束をした通り、
一旦その感情は脇に置いてください。
よく思い起こしてみてほしいのですが、
パソコンを操作している時間というのは、
基本的にはビジネスにとっての「日常」であり
「日課」を消化している時間帯です。
パソコンというものは演算装置を使って、
人間の行う処理を高速で行えるようにするためのツールです。
つまり、日常的な動作のスピードを
速めているに過ぎません。
「自分はデザイン業だからそんなことはない」
とお感じになるかもしれません。
でも、デザイン業を営む人にとって
「デザインをする」という作業は日常業務です。
紙に描き出すより効率が良いから、
演算装置に任せているに過ぎません。
「脳」の話をします。
体が休息しているとき、
脳は呼吸で得る酸素とカロリーの20%を消費します。
心臓が10%、肺が10%なので、
その倍近くを消費しています。
これは休息時の話ですので、
あなたが本気で思考しているとき、
この割合は遥かに上昇します。
体は常に効率的であろうと
エネルギー消費を最小化しようとしています。
そのための手っ取り早い方法として、
脳を思考させない状態を保たせようとしているのです。
つまり、ほとんどの人は
生命の本能に趣くまま思考をしない状態を
維持しているのです。
では、経営者が、本能に反して
思考する状態の脳に導くにはどうしたら良いのか。
それは、横向きの白い紙を前に置き、
自らが思考を深めたいテーマについて
ペンで思考を書き起こすことです。
パソコンは、飽くまでデジタルの世界。
対して、あなたの脳はもっと有機的です。
0と1では処理しきれません。
ご自身のビジネスに将来について、
紙とペンを持って思考を深める時間。
この時間の長さと、
ビジネスのポテンシャルは比例します。
本能を脱して、もっと思考しよう。
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