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どこのステージに時間を使う?
■どこのステージに時間を使う?
~バランスを崩したときに、簡単に自身を補正できる「仕掛け」の話。
~バランスを崩したときに、簡単に自身を補正できる「仕掛け」の話。
むかーしむかーし、むかしのこと。
私が、ビジネス寄りのとある組織の舵取りを任されたときの話です。その組織は自ら創設した組織ではなく、特定の期間その組織を「お預かりする身」でした。まぁ、いわば出来上がった船の舵取りですね。船を大幅に増改築することは時間的に無理があるため、まずは就任直前に「この船の針路は、◯◯の港に向けます。」と所信表明をすることになります。
そのとき、表明した所信のスライドの1枚です。
これは経営者に限らず資本主義社会に生きている人ほぼ全ての人が、このどこかのステージに属しているというものを表しています。そしてこれは、一度上がったら二度と下がらないというものではなく、時局や時流、時勢によって変動します。今回のコロナ禍によって「5」から「2」になった人もいます。
これは恥ずかしいことでも何でもなく、単なる「波」です。東京湾から船で太平洋を渡ってカリフォルニアを目指したとき、ずっと波がないわけがないですよね。機首が上を向くときもあれば、下を向くときもあります。ただの波です。それ自体に恥ずべき要素はありません。
ただ、船と人とでは構造的に違う部分があります。昨今の船は、船が傾くとその傾きを自動的に補正する機構が備わっています。機首が一方に傾けば、逆側でバランスをとって船を水平に保つための構造的な仕組みが備わっています。
一方、人にはそれがありません。歩いていて躓けば逆側の脚を出してバランスを取ろうとはしますが、「5」から「2」になった場合に、それを自動的に「5」に戻す機構は備わっていません。
でもこれ実は、割と簡単な仕組みを採用することで、船のようにバランスを取ることができます。
続きは、オンラインサロンメンバーの方に向けて公開しています。
ちょっといい
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