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ネガティブな妄想の話
From:海東和貴
丸の内のタリーズコーヒーより
私は、子どもらの通う小学校で
PTAの会長を3年間、務めました。
区の連合会の会長も1年間務め、
その中で意識してきたことがあります。
それは、組織とは
“リーダーの器”以上の大きさにはなれない、
ということです。
歴史の長い組織を、
私の小さな器をもって活動を制限してはいけない。
私の仕事は、器の“縁”となって活動を制限することではなく、
ひとつの軸を持つことである。
判断に迷ったときに、立ち返る原点、
「子どもたちを中心に置いた組織」としての磁力となれるかどうか、
ということを意識してきました。
これ、具体的な行動にどう表れるかというと、
まずは「上がってきた提案を受け入れる」
ということだったのではないか、と思います。
例えば、ある行事を「やめよう」という提案が上がったとします。
歴史ある行事であっても、
その提案に適切な根拠がある場合には、
過去に引っ張られることなく「試しにやめてみますか?」
と、その提案を受け入れること。
そう、試しに、という考え方。
何かをやめるにしても、
“未来永劫”やめるのではなく、
“試しに”やめてみて、様子をみる、ということ。
これ、ビジネスに当てはめるととてもよくわかります。
例えば私は、正しい付加価値をもってして
“価格を上げること”をクライアントに推奨しています。
その際に、
「値段をあげたら
お客さんが減ってしまう気がします」
と言われることがあります。
確かに、その恐れはあります。
一方で、適正に顧客単価を向上させれば、
その増えた売上分で、顧客減少の分は補えます。
言葉は悪いですが、所詮
「値段をあげたら
お客さんが減ってしまうかも・・・」
というのは、想像の世界でしかない、ということ。
ネガティブな妄想です。
何か新しいアイディアを実行しようとしたとき、
ネガティブな妄想が、
あなたを邪魔する機会というのは多くあるはずです。
でも(仮)として試しにやってみる。
まずは、テストをして反応をみてみる。
こう考えることで、
ビジネスをブラッシュアップできる可能生が拓きます。
思うような成果を得られなかったら、
元に戻せば良いのです。
ネガティブな妄想が、
あなたの自由な発想を邪魔しているときはありませんか?
それを取り払って、(仮)でやってみるとしたら、
どんな可能生が拓きますか?
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