値切られない方法

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地域性もありますが、敢えて極端に書きます。
見積もりを提示した際、値切られない方法です。

いくつか方法はあるのでしょうが、
今日は2つ、書きます。

ひとつめ。
見積もり項目を敢えて細分化する、
という方法です。

例えば、
ソフトウェア開発費:1,500,000 円
という見積もり項目があったとします。
これは、格好の値切られ対象です。

こうします。

ソフトウェア要求分析:100,000 円
仕様記述:100,000 円
ソフトウェアアーキテクチャ:100,000 円
実装:600,000 円
評価:500,000 円
文書化:100,000 円
トレーニングとサポート:別途見積もり
保守:別途見積もり
■合計:1,500,000

数字は適当に入れましたが、
この場合「実装」の部分がちょっと目立つので、
もっと細分化しても良いかもしれません。

実装:
– マネジメント:100,000 円
– 設計:150,000 円
– コーディング:350,000 円

ちょっと、発注者側の視点で考えてほしいのですが、
下記の書類を受け取ったとします。

パターン1
– – – – – – – – – –
見積書

ソフトウェア開発費:1,500,000 円
– – – – – – – – – –
– – – – – – – – – –

パターン2
– – – – – – – – – –
見積書

ソフトウェア要求分析:100,000 円
仕様記述:100,000 円
ソフトウェアアーキテクチャ:100,000 円
実装:
– マネジメント:100,000 円
– 設計:150,000 円
– コーディング:350,000 円
評価:500,000 円
文書化:100,000 円
トレーニングとサポート:別途見積もり
保守:別途見積もり

■合計:1,500,000
– – – – – – – – – –
– – – – – – – – – –

どちらが値切りやすいですか??
モットーとして「見やすい書類を提供する」
という想いをお持ちの方もいるかと思います。

わかります。
私も、できればそうしたい。

ただ、収益が上がらなければ
その「見やすい書類」もつくれなくなります。
仕様書やトレーニングツール、
そういったもので、想いを昇華させていき、
「見積もり」は「値切られないための書類」
という位置づけで再考してみるのも良いでしょう。

値切られない方法、ふたつめ。
パッケージ名で見積もりをする、という方法です。

簡単に言えば、
ハンバーガー:300円
ポテト:150円
ドリンク:200円
■合計:650円
と書かずに。

「バリューセット:650円」
と書く方法。

ソフトウェア開発費:1,500,000 円
とは書かず、
「社内バージョン管理システム(ユーザー数50名以下)導入パッケージ:1,500,000 円」
「(オプション)トレーニング&サポート パッケージ:500,000 円」
「(オプション)保守管理 パッケージ:150,000 円(/月)」
と書く。

これも、値切りにくい。

さて、お伝えした2つの値切られない方法ですが、
これには、隠れたテーマがあります。

共通点と言っても良いです。

何でしょう。
正解は、来週に書く(かも)。

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今日基準で 1.5倍になったら書きます。
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