企業ミッション・ビジョン・バリューの浸透や見直をしたい
どんなに内装が豪華な電車でも。
onlineSalon 2020/07/30(水)
【どんなに内装が豪華な電車でも。】
先日、とあるビジネスパートナーに「担当替え」をお願いしました。「あなたとはやっていけないので、社内の別の人間を充ててください」という意味です。どんなに最新機種で内装が豪華で居心地が良かろうが「目的地がわからない電車」には乗ることはできない、とお伝えしました。
今日は、中小企業にこそ必要な「経営理念」について、カジュアルな感じでお伝えします。要は「こんな感じであったら“強い”よ!」という趣旨。
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矢を射る話。
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全然興味ないと思いますが、弊社の企業理念を下記に転載します。これ自体を読んで欲しいのではなくて、話の取っ掛かりとして必要なのです。
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経営理念:
私たちは、応援します。
果敢に人生に挑み、
次世代へ「より良きもの」を渡そうとしている人を。
ミッション:
1. 世界の経営者の“挑戦”の道筋を照らす。
2. 経営者の“初めて”と“再現”を成功に導く。
3. パートナーと共に、子どもたちのための次の世代の世界平和と交通の安全を実現する。
行動指針:
1. 王道と覇道に間を行け
2. 情と知の間を行け
3. 表現すること、言葉の選び方に妥協をするな
4. ステークホルダーと一緒に世界に貢献をしろ
5. 100点を超えていけ
在り方:
私たちは、社長の御守りです。
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上は読み飛ばしていただいて構いません。この先が重要です。
これ、弓道で言うとですね。
経営理念が「弓」。
在り方が「矢」。
ミッションが「的(まと)」。
行動指針が「矢の軌道」。
となっています。
弓矢の部分は、私たちの在り方を表したもの。矢の軌道がヴィジョン達成のために私たちが守るべきルール。そして、的(まと)がヴィジョンです。私たちのビジネスが目指す先です。
結果、世の中に「かっこいい“クソジジイ”」が増えると考えています。
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ビジネスとは、人を巻き込むこと。
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ビジネスって、究極的には経営者の家族、スタッフ、顧客、その他のステークホルダーを「経営者の成し遂げたいこと」に巻き込む行為ですよね??
だとすれば、その弓矢がどんな風にできていて、どんな的(まと)に向かっているのか、わかりやすく示した方が有利だと思っています。
在り方だけを決めても、行き先だけを決めても、人を巻き込みにくい。両輪で表現していく必要があると思っています。
ちょっといい
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