正しい相手に売れば、値段は下がらない。

こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の 海東 和貴 です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

このメルマガは、

• もっと“わくわく”してビジネスを成長させたい人
• スタッフ1名あたりの月の売上の桁を変えたい人
• チームを育て、自分は次のステージに時間を使いたい人

という経営層の人に向けて発信しています。

常に“わくわく”の周波数で生きよう。
余白は、最高の戦略！

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僕の人生や仕事の骨格をつくってくれた人として、これまで3人の名前を出してきました。

経営者向けコーチング第一人者、
ヴィジョン策定と巻き込みのプロフェッショナル、
経営戦略の構築をイチから教えてくれた先生。

ただ、ここにもう1人、あまり人に語ってこなかった人がいます。

冒頭の3人とは全く違う角度から、
僕の“人としての在り方”を根底から変えてくれた人物がいます。

その人のことを、初めて言葉にしてみようと思います。

その人は、大阪のとある“大富豪”。

不動産投資家、地元企業へのコンサルティング、
アジアを飛び回り必要なところに必要なお金を集めるフィクサーのような存在。
一流の腕と鼻を持ち、誰もが一目置く男性です。これまで奥さんが4人、お子さんが7人います。

そんな彼と出会ったのは、政治家や有識者が集うとある会合。
最初はごくたまにお会いする程度でしたが、少しずつ距離が近づき、
月に一度のペースでご一緒させていただくようになりました。

その彼から教わったことを、共有したいと思います。

正直に言えば、最初は理解できませんでした。
でも、数年かけてその意味が体に染みてきました。

その彼の名前を、仮に「田中さん」とします。

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「海東はん、自分の価値を正しく知ることだよ。そしてこれが大事。“正しい相手にだけ売る”。これが基本」

ある日、田中さんと中華料理を食べていたときの話です。

中華料理屋は世界中にあるし、横浜に行けば集中して存在している。
でもその中で、それぞれに個性を出して経営している話題から派生した言葉です。

「価値を感じてくれない相手に売った瞬間にな、
それは “値下げして成約率を上げる”ではなくて
“自分の価値の切り売り” になるんだよな」
（標準語に変換しています）

 

“相手基準の値下げ”があなたを疲弊させる

価値の切り売り。
時間の切り売り。

僕たちはつい、
「せっかく声かけてもらったし」
「この人を逃したらもったいないかも」
と、相手基準で値段を調整してしまうことがあります。

でも田中さんは、まったく違う視点を共有してくれました。

価値は“こちら側”で決めるものであって、
相手の理解度で上下するものではない。

 

“価値を感じない人”に売るほど重くなる

田中さんは続けます。

「海東はん、
価値を感じてくれない相手に売るのは、
その人のためにもならないんだよ。
“安く買えた”と思って喜んでくれるかもしれないけれど、
その人は結局、本気にはならない。
本気にならないと、求める成果も得られない。
結果、お互いに損するんだよね」

たしかに。
値段を下げて受けた仕事は
・消耗しやすい
・感謝されにくい
・相手も本気になりにくい
という悪循環が起きることを経験済みでした。

私たちのクライアント/受講生にも同様のことが言えます。

 

“流れの合う場所”に立つだけで成果は変わる

逆に、価値を感じてくれる相手は、
こちら以上に真剣で、結果成果に繋がりやすい。
何より、仕事が“軽やか”という趣きすらあります。
（軽やかに物ごとが動き、結果成果に繋がるという意味合いです）

つまり──
売るべき相手を間違えると、すべてが重くなる。

「ビジネスを“川”と捉えるとみえてくるもんがあると思わない？
流れの合わないところに無理に網を投げても、
魚はかからないし、網も破れてしまう。
ただ、“流れの合う場所”に立てば、勝手に成果がかかる」

 

売れない原因は“価値の不足”ではなく“立つ場所”

売れないのは、価値がないからではなく、
立つ場所を間違えていたから。

「誰に売るか」より先に
「誰には売らないか」を決めよう。

価値を理解しない人に売らない。
安売りはしない。
自分の価値を正しく扱う。

これをあるクライアントに伝えたところ、
不思議な現象が起こりました。

“正しい相手”のほうから自然に集まってくる感覚を得てくれたのです。
長年所属していた異業種交流会をやめ、
自ら正しい流れをみつけるための行動を始めてくれました。

「商売というのは“選ばれる”より先に、“選ぶ側”に立つことだと思う。
自分の価値を正しく扱う人に、新しい価値は集まりはじめるよ」

＊

「正しく誰かに自分の価値を認めてほしければ、まず自分が、自分の価値を正しく知ることだ。」

──価値を下げるのは相手ではなく“自分の態度”である。

✔︎ 安売りは、自分の価値の“切り売り”になる
✔︎ 価値を感じない相手に売るほど、仕事は重くなる
✔︎ 正しい相手に売れば、値段は下がらず、成果も出やすい

追伸：
僕のクライアント/受講生のかたについては、
“あなた自身の価値”をしっかり掘り出して一緒に磨きます。
安心して任せてください。
価値を正しく扱えるようになった瞬間から、世界の見え方が変わります。

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発行者：
海東 和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

 

【主な役職・実績】

• 学校法人 / 税理士事務所 / 法律事務所 / 行政(都道府県庁) / 中小企業との取引実績多数
• 新宿区長より委嘱：新宿区基本構想審議会
• 東京オリンピック・パラリンピック協議会 委員
• 小学校教科書採択審議委員会
• 公益財団法人 国策研究会 役員
• 年間60回以上の講演・登壇実績
• 創立90年の小学校で最年少PTA会長に就任

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

• 発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏！」を170人で実現
  日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施（警察と道路使用許可を調整の上）
  https://youtu.be/eSKsMcKb7Go