[番外編]バーテンダーから学んだ“価値”の火花

こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の 海東 和貴 です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

このメルマガは、

  • もっと“わくわく”してビジネスを成長させたい人
  • スタッフ1名あたりの月の売上の桁を変えたい人
  • チームを育て、自分は次のステージに時間を使いたい人

という経営層の人に向けて発信しています。

常に“わくわく”の周波数で生きよう。
余白は、最高の戦略!

土日なので「大阪の大富豪シリーズ」はお休み。

あなたのまわりにもきっといるはずです。
人生の先生、とまでは思っていない。
でも、その人の何気ない行動や一言が、心に残っている。

そんなご縁ある“誰か”からの教えを、番外の“余白”としてお届けします。

肩の力を抜いて、気楽に読んでいただければ嬉しいです。

僕が昔からお世話になっている、とあるバーテンダーさん。

カウンター越しに注文を伝えると、
グラスを冷やし、お酒を丁寧に注ぎ、ゆっくりと混ぜてくれる。
その一連の動作が終わると、目の前には一杯のカクテルが生まれている。

Instagramでみるような、派手な演出はありません。
そこには、静かな時間が流れています。

価格は、2,000円。
ただ「お酒を提供された」という以上の体験があるな、と感じます。

バーって、目の前で誰かの手によって
“付加価値が生まれる瞬間”を見られる贅沢、と感じることがあります。


この「価値が生まれる瞬間」という話。
元スターバックスCEOの岩田松雄さんの著書にも登場します。

岩田さんが日産自動車に勤めていたころ、
工場を案内されたときに上司からこう言われたそうです。

「この工場で価値を生み出しているのは、あの火花が散っている瞬間だけなんだ。」

板金と板金が溶接される。
火花が散り、鉄と鉄が結びつく。
まさにその一瞬こそが、商品に命が吹き込まれる瞬間である、と。

この言葉に、岩田さんは大きな衝撃を受けたといいます。


バーテンダーの一杯と、工場の火花。
一見まったく違う世界の話ですが、両方に共通するものがあると感じます。

それは――
「価値は、プロセス全体ではなく、
“火花が散る”価値が足される瞬間に凝縮されて発生する」
ということ。


僕たちの仕事の多くは、数字や資料に置き換えられ、
本来の価値が見えにくくなりがちです。

改めて、仕事でどんな価値を生み出しているのか。
直接利益と、間接利益の観点で、火花が散っている瞬間をブレストしましょう!

「価値の火花は、どこで散っている?」
── その瞬間に気がつくと、価値を生み出し続ける人になる。

発行者:
海東 和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

【主な役職・実績】

  • 学校法人 / 税理士事務所 / 法律事務所 / 行政(都道府県庁) / 中小企業との取引実績多数
  • 新宿区長より委嘱:新宿区基本構想審議会
  • 東京オリンピック・パラリンピック協議会 委員
  • 小学校教科書採択審議委員会
  • 公益財団法人 国策研究会 役員
  • 年間60回以上の講演・登壇実績
  • 創立90年の小学校で最年少PTA会長に就任

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

  • 発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏!」を170人で実現
    日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施(警察と道路使用許可を調整の上)
    https://youtu.be/eSKsMcKb7Go

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