犯人は「脳」でした

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犯人は「脳」でした


From:みう
海東さんのオフィスより

こんにちは、みうです。

さて、ベルが出場するプレゼンテーション大会TEXまで
日にちが迫ってきました。
着々と準備は進んでいますよ!

ゴール設定と行動目標に加え
シンプルで分かりやすいのが一番っていう
プレゼンテーション資料の極意も入手しました!

あとは本番に向けて突き進むだけ!
って時に…
肝心のベルの元気がないんですよね~。

どうしたどうしたって話を聞いたら
「ほんとにできるかな…」って不安そうな顔して
すかっり自信を無くしちゃってるんです。

いやいや、出場が決定したときの
あの自信に満ちた自慢気な態度はどうした!って
言ってやりたいですよ!

でもそんなこと言えないくらい、落ち着かなくて
今から緊張してるみたいなんです。

プレゼンの途中で真っ白になって飛んじゃったり
うまくできなくて笑われたりする悪夢まで見るんですって!

これはいけない。
本番前にまずはそのメンタルをどうにかしないと!
何があっても動じないメンタルを持ってもらわないと!

今度は心が強くなる方法をリサーチです!(海東さんに)

海東さんに聞いたところ、
「いつもの自分以上に、
自分を良く見せようとしてるから
そわそわするし、緊張するんですよ。
要はカッコつけようとしてるんです。」

海東さんのおばあさま、だいぶ高齢になってから
ピアノの発表会に出演されたんですって。
その時に盛大に弾き間違えたんだけど、
舞台上で「あははははは!」って笑って弾き続けたそうですよ!
うーん、カッコイイ!
弾き続けたことで、お客さんの眼差しが好意的だったとか。
失敗しても、ミスっても、大丈夫。

ベルは
「自分にはできないかも」
「失敗したらどうしよう」
そんなことばかり考えちゃってるみたいです。

まずはこれを
「できて当然だし、できなくても
自分はどうにかできる。」
というメンタルにしてほしい!

でも自分を変えるのって簡単じゃないです。
そうしたら海東さんに言われました。
「それは脳が邪魔してるからだ」って。

脳が邪魔するってどういうこと?って思ったんだけど
脳って変化が嫌いらしいです。

脳が一番大切にしていること
それは「死なないこと」。
生命維持が最優先なわけですよ。
今無事に生きてるんだから変化したくないんです。

ベルが不安を感じてるのもそれ。
今無事に生きてるんだから、余計な変化はしてほしくない。
それが脳!
だから新しいことに挑戦しようとするベルに
「不安感」を与えるんです。

この変化を止めようとする働きのことを
「心理的ホメオスタシス」と言うそうです!

うん、なんか正体が分かると戦えそうな気がしてきますよね!

これからベルのところに行って
「それ、心理的ホメオスタシスだから!」
「脳に負けるな!」って
言ってやろうと思います!

海東さんのおばあさまのこと思い出して
いつも通り、カッコつけずに行ってきて。
ベルなら、持ち前のキャラクターで乗り越えられる!

では!(ドロン)

– みう

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