From：海東和貴
自宅の書斎より

中学生の頃を思い出してください。

上履きに履き替えて教室に上がり、
独特な香りを持つ机に鞄を降ろし、
朝のホームルームを待つあなた。

担任の話を聞き、最初の授業へ。
あまり興味のない英語を学習しつつ
淡々とした時間を過ごして、
少し長めの最初の休み時間。
席から立ち上がり、あなたは歩きます。

さて、どのグループへ向かいますか？

これから、3つの英単語を出します。

Have
Do
Be

人が何かを成し遂げる際に重要なものの話です。
何か大きなものに立ち向かい、
それを達成するためにあなたに必要なもの。

それは、Have（何を持っているか）ではなく、
Do（どう行動するか）でもなく、
Be（どう在るか）です。

あなたが、どう在るのか。
それによって、全てが決まります。

例えば、年商1億円の壁を
突破したいという目標があったとしましょう。
1億円を稼ぎたいという目標を
持っているだけ（Have）では達成できません。
それに、行動（Do）が伴わないからです。

1億円を稼ぎたいと思って
行動（Do）しているだけでも達成できません。
いつか、それに対するアクションプランに
破綻するときが来るからです。
立て直しが必要なときが来るからです。

有事に適切に対処するためには
在り方（Be）が必要です。
在り方が、全ての基点になります。

中学校の話に戻します。
中学生時代を思い出したときに、
「モテるグループ」というものが
男女それぞれに存在していませんでしたか？
何となく、異性の目を引くグループです。
モテるグループ。

そのグループの面々をそれぞれ別々にみていると、
別に目を引く顔立ちや
性格でない場合もあるのではないかと思います。

それでも、モテる。

この理由は、「Be」にあります。
在り方の部分。

少し哲学的な話になりますが、
モテるグループに所属しているということは、
その人は「モテる状態に在る（Be）」
ということになります。
常日頃からその「モテる状態」に身を置いているので、
自然とそれに付随した
DoとHaveがくっついてくるのです。

全ての基点が在り方（Be）にあるという理由は、
ここにあります。

あなたに成し遂げたい何かがあるとき、
それを達成している世界をまざまざと感じ、
その在り方を自分の中につくることが大切です。
手っ取り早い方法は、
達成したい状況にいる人が集まるグループに
身を置くことです。

ただ、これは飽くまで「手段」なので、
自分のイマジネーションでその世界に身を置けるなら、
そういったグループに所属することに
執着してなくても構いません。

あなたが、どう在るのか。
ここを基点に全てが動き出します。