あの異性の香り、覚えてる?

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生産性を上げたい

あの異性の香り、覚えてる?

From:海東和貴
自宅近くのカフェより

ここの店は、少し変わっている。

2階が禁煙席。
1階が喫煙席。
店に入ってすぐに「煙い」と思うときがあるし、
何なら2階に1階の煙が上がってくる気がする。

珈琲が売りの店だと思うんだけれど、
香りに関してこだわりはないのかな、と思う。

本当は1階を禁煙席にした方が色々とスムーズなんだと思うけど、
何か理由があるんだろうな。

* * *

さて、このカフェに来る際には、
だいたいの場合は目的があります。
抱えているタスクのリストを更新するとき、です。

ここに来ると、頭がそういうモードに切り替わり、
さらさらと作業が進むのです。

そういう場所、ありませんか?
香り、空気、雰囲気などが、
頭のスイッチを切り替えてくれる場所。

スイッチが切り替わる。
わかりやすい例で言えば、
例えば、以前にお付き合いをしていた異性とよくいった場所で、
その異性がつけていた香水などが香った場合、
スイッチがもの凄い勢いで切り替わる様は想像に難しくないのでは。

これを、仕事でも導入できると強いです。
集中して仕事をしたいときに、
瞬時に頭を切り換えてくれる要素。

照明や部屋の移動、アロマの香りなども良いですが、
手軽で手堅いのは音楽です。

集中して仕事をするときに聴く音楽を選んで、
50分のプレイリストにしておきます。

集中したいときは必ずこの音楽を聴くようにします。
逆に、集中モードで仕事をしないときには、
この音楽は聴かないようにします。
スイッチのオンオフが鈍くなってしまうから。

50分にする意図は、
もの凄く集中して時間を忘れたときにでも、
音楽が終われば「あ、50分が経ったのか」と
自分にサインを送ることができる仕掛けになるからです。

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