
生産性を上げたい
それは「第二」とは言わない
From:海東和貴
 丸の内のスターバックスコーヒーより
 スティーブン・R・コヴィーさんの著作である『7つの習慣』で、
 「第二領域」についての記載があります。
 タスクにおける『“緊急でない”けれど“重要である”』領域を示しています。
* * *
 私はこの領域のことを「第三領域」と言っていて、
 口頭でも発信するメッセージでも、
 “緊急でない”けれど“重要である”領域のことを第三領域と表現しています。
 なんとなく、二より三の方がしっくり来るのでそのように表現しています。
 これを読んでくださっているあなたも、
 私が「第三領域」と言った場合には、
 (ああ、“緊急でない”けれど“重要である”領域のことを言ってるんだな)
 と読み解いていただけますと幸いです。
* * *
さて、本題。
 あなたもビジネスの舵取りをしているからには、
 “緊急でない”けれど“重要である”領域のタスクを抱えているはずです。
 就業規則や給与規定のブラッシュアップ、
 (今は紹介に頼っているからそんなに緊急ではないけれど、
 ゆくゆくのために)ホームページのテコ入れ、
 社員教育のためのプログラムづくり(または外注先の選定)、
 オフィス移転、顧客サポート体制の構築、
 などです。
 もちろん、事業やその人のステージによって違いはありますが、
 ひとつの例として捉えていただけましたら。
さて、これらのことを「いつ」進めるのか、ということなんです。
多くの人は、この質問に対してこのように答えます。
いつか、仕事が一段落したら。いつか、時間ができたら。
 つまり、英語に直すと、
 Someday, if I can spare time.
 となります。
Someday、いつか。
 ご縁のある経営者からこんな表現を聞きました。
 一週間の間(Sunday / Monday / Tuesday / 
 Wednesday / Thursday / Friday / Saturday)に
 Someday はない、ということ。
 一週間の間に Someday がないということは、
 いつまで経っても Someday は訪れないということです。
じゃあ、どうするのか。
Someday を自ら意図してつくる必要があります。
 私がお勧めしているのは、
 “毎日”時間をとって第三領域を粛々と進めるという方法です。
 私の場合、50分毎に10分の休憩を取る 50分1セット法 で仕事をしていますので、
 1日最低1コマ(50分)、
 理想は2コマ(100分)を、第三領域のための時間に充てるよう意図しています。
 以前にも、似たような切り口で書いたことがある内容ですが、
 改めて Someday の表現に因んだ切り口で書いてみました。
 あなたが毎日、50分だけでも、
 第三領域のことを前に進める予定組みをしたとしたら、
 どのような未来が見えますか??
– 海東
  
  
  
  
コメント