ということで、15分単位のライフログをつけている。
クライアントさんの一部にも、
ダイエットしたい人が食事ログをライザップに送る感覚で、
この記録を送ってもらっている。
私が特にコメントをしなくても、
この記録だけで、時間が「ただ流れゆくもの」から
「達成のための材料」と変化するのが面白い。

私が（クライアントさんに限らず）ビジネスの経営者に
身につけられるお手伝いをしたいと思っているのは、
「時間経営術」だ。

よくある「時間管理術」ではない。
時間の「経営」の仕方である。

私がここまで時間のことを言うのには、訳がある。当然だ。

時間とは、何かを成し遂げるための「材料」と思ってほしいのだ。
材料である。
カレーをつくるにも、家をつくるにも、何をつくるにも材料はいる。

時間とは、目標達成における大切な「材料」だ。
それを材料と認識しない限り、それはどんどん逃げていってしまう。

私は「モチベーション」「やる気」のあるナシは、
「行動力」には関係ないと考えている。
そんな幻想に囚われないで済むように、
楽に行動力をアップさせること、それが私の貢献のひとつ。

もしこの記事から何かを感じていただけたとして。
「じゃあ、どうしたらいいんだ」という声も聞こえそうだ。

最初は、何もしなくていい。

時間は、逃げるもの。

時間は、目標達成のための材料。

こう書いて、スマホの壁紙にでもしてほしい。

その上で更に進みたい方は、15分刻みの時間日記をつけることを勧めたい。

レコーディング・ダイエットというものが流行った時期があるが、
これも同じ。記録をつけるだけで、あなたは変われる。

更に進みたい人は、予定調整を専門にした秘書を雇うこと。
自身のスケジュール調整を外注化するのだ。
想像しているより遥かに安い投資で、これは実現できる。