粗利率をあげよ!

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売上げUP・シェア拡大をしたい

粗利率をあげよ!

From:ペンシロー
本屋の片隅より

こんにちは、海東です。
じゃねーよ、ペンシローだよ。

オレの後輩ペンギンにはいろんなやつがいる。
中には経営者を目指しているやつもいてな、
そいつは経営者としてのスキルを身に付けようとしているんだが
ある日「決算書が読めない」とオレに泣きついてきた。

オレはハッキリ言ってやった。
「お前は決算書を読めなくていい」

後輩ペンギンはポカンとしていたな。
オレだって決算書は読めない。

決算書が読める、ということは
経営者の必須スキルでもなんでもないんだ。

経営者に求められるのは
「会社のお金の流れを把握し、適切な経営判断をする。」
ということだ。

何事もシンプルに考えることをおススメするぜ。

例えば、会社の「粗利率」を2%引き上げると、
会社に残る利益は、何パーセント増えるか分かるか?
「2%!」と答えがちだが、実際は、もっと多い。

かんたんな数字で解説すると、
粗利率 80%、労働分配率 50%の会社があったとする。
50万円の契約を、年間 40件、コンスタントに成約させている会社だ。

年間売上、2000万円。
粗利率が 80%だから、粗利益は1600万円。
労働分配率が 50%なので、人件費は 800万円。
その他と合わせて、固定費は 1300万円。

そうすると、会社に残る利益は、300万円だ。

粗利率を 2%引き上げて 82%にすると、
2000万円の売上に対して、粗利が 1640万円になる。
外注費は下がるが、固定費は変わらない。

よって、本業から得る利益は、340万円。

先の 300万円に対して、13%強増しだ。
粗利率を 2%引き上げて、利益は 13%増し。

もちろん、残業が増えたり、固定費が上がることも考えられるが
お金の流れを正確に把握すると、
売上目標や、会社利益の把握がしやすくなる。

経営者に必要なのは、決算書を読む事より、
シンプルに予算計画を立てられることだ。

粗利率を引き上げるための策を練っていこうぜ。

<(- 彡 )з三 ペンシロー

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