From：ペンシロー
冷房の効いたコンビニより

こんにちは、海東です。
じゃねーよ、ペンシローだよ。

後輩ペンギンとコンビニに行った時のことだ。
そいつはたくさん並んでいるミネラルウォーターの中から
一本を選んで買った。

なんでそれを選んだのか聞いてみたら
そいつはポカンとしていたな。

本人は何となく選んだつもりかもしれないが
その商品を選んだ理由が何かあるはずなんだ。
まぁ気分によって変わったりするかもしれないが
それでも「その商品を選んだ理由」があるはずだ。

・CMでみたから
・パッケージがきれいだったから
・いつも飲んでるから
・ほかの誰かが飲んでるのをみて飲みたくなったから
・値段が安かったから

こんな風に、それを選んだ理由が何かしらあるはずだ。
そうやって選んだ理由を、
自分の商品やサービスに取り入れるとしたら、
賢明なる読者諸兄はどれを選ぶだろうか。

もっとも簡単にできることは
「値段が安かったから」。
値下げをすることは実に簡単だ。

だが、値段で選ばれた商品は価格競争に弱い。
それより安いものが出てきたら、
そっちが選ばれてしまうわけだからな。

値下げは最後の手段だ。
いつでもできるんだから、
まずは他のことを試してみるべきだろうな。

コンビニに行った後輩ペンギンは
その場で一番高いミネラルウォーターを買っていた。
理由を聞いたら
「これ持ってるとかっこいいじゃないスか！」と言っていたな。

そいつが言うには
値段が安いミネラルウォーターは
ペットボトルの形がダサいのだそうだ。
水ではなく、パッケージのカッコよさに料金を支払っているわけだ。
そいつは恐らく、中身が全く同じ水でも
パッケージが良くて高い方を買うのだろう。

世の中には同じようなことがたくさんある。

スマートフォンだってそうだな。
基本的な性能はどれも一緒だが
大きさや色や特徴がそれぞれあり、
気に入るポイントも人それぞれだ。
高いから選ばれないということはない。

宿泊施設だって
部屋を借りて泊まる、というシステムはどこも同じだが
安い宿もあれば高級旅館もある。
外観にこだわっているところもあれば
料理にこだわっているところもあり、
付随するサービスが充実していることで
お客が絶えないところもある。
高いところの方が予約がいっぱいなんてのは
よく聞く話だ。

つまり、値下げをするより
価値を上げる努力をするべきだ。

どんなことをすればいいのか
思いついたものから書き出してみたらいいと思うぜ。

この話題に関しては海東のpodcastもおススメだ。
[LINE風]マッチョと資産家とビジネス競合| 第73回
https://prf.tokyo/podcast/detail/id=1532

<(- 彡　)з三 ペンシロー
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