[番外編]旅先で子どもに緊急事態。最悪な状況のときの◯◯

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こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の 海東 和貴 です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

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常に“わくわく”の周波数で生きよう。
余白は、最高の戦略!

土日なので「大阪の大富豪シリーズ」はお休み。

あなたのまわりにもきっといるはずです。
人生の先生、とまでは思っていない。
でも、その人の何気ない行動や一言が、心に残っている。

そんなご縁ある“誰か”からの教えを、番外の“余白”としてお届けします。

肩の力を抜いて、気楽に読んでいただければ嬉しいです。

少し前、知人がチャーターしてくれた飛行機で、次男(第三子)とイースター島に行ってきました。

その、トランジットの地、タヒチでの出来事。英語が通じない場所。

ほぼほぼフランス語しか通じない地域。
チャーター機待ちのための 2泊の滞在中の出来事です。

 

朝、突然の体調不良

1泊した日の朝。
次男が「体調が悪いかも」と言います。

特に予定を組んでいない日でしたし、
『そうか、それはしんどいね。長旅で疲れたかな?1日、部屋でゆっくりしよう』
と伝え、部屋で休息モードに入りました。

何となく体が熱いような気がするので、氷で3点クーリングをしつつ、様子をみます。

 

最初は熱中症かと思っていました。
なので体を冷やして、涼しい部屋でゆっくりしていれば落ち着くかな、と。

ただ、水を飲んでも吐き戻してしまうのが気になりました。

 

不安を抱えたまま、病院へ行く決断

翌朝も、あまり体調は改善していませんでした。

この日の深夜のフライトでイースター島に飛ぶ予定です。
ここより医療設備が整っているわけはない、と思いました。

いずれにせよ、このまま帰国するのかの判断のために病院に行かないと、とフロントとやりとりを開始します。

ホテルのフロントの方は英語が通じますが、どうやら病院では全く英語が通じない様子。
そして、この日は日曜日。救急病院しか開いていなさそう。

場当たり的に駆け込んでもうまく運ばない気がして、クレジットカード会社のアメックスに電話しました。

 

旅の救世主、アメックス

そうしたら、本当にスムーズでした・・・。

「◯◯病院に向かってください。
現地に Mr. Kaitoが行くことは伝えてあります。
現地までの公共の移動手段がありませんので、タクシーで移動してください。
タクシーの費用は一度、立て替えておいてください。帰国後に精算します」

現地の大きな病院の救急外来に着くと、現場にきちんと情報が伝わっていました。

 

看護師さんから簡単な問診とチェックを受け、しばらく待つように言われます。
その後、2時間くらいが経ちました。

病院がそこしか開いていないので、続々と患者が訪れます。

待たされるのは仕方ないですが、次男の体調がみるみる悪くなっているように見受けられ、
「どうにか早めに診てもらえないか」と交渉します。

ちなみに、ここまで私は英語、相手はフランス語と、言葉の壁が相当に厚いことになっています。

 

要するに「君のところの子どもはしんどそうではあるけれど、体調的には軽症なのでどうしても緊急度が高い人が先になる。ただ、たまたま今、医者がひとり出勤してきたので一般外来を開けることになりそうだ。そちらに優先して回すよ」(フランス語)とのこと。

 

支払い問題と、現地の人の優しさ

で、救急から一般に移動できることになったのですが、そこで問題が。
「一旦、ここまでの検査料を精算してくれ」と。

保険が効かないのでかなり高額&クレジットカードは使えない&近場にATMがない、という状態でどうしようもなく、改めてアメックスに電話しました。

すると頼もしく、
「もとから費用はこちらで払うから Mr. Kaitoに請求しないでほしい、と伝えてあったのですが、もう一度、伝えますね。受付の方と電話を代わってもらえますか?」と。

携帯を渡しますが、アメックスの担当者は英語、受付の人はフランス語で、電話だとやはり話が通じません。

 

携帯を私に戻され、アメックスの方から
「病院の本部とやりとりするので、そのまま一般外来に向かってください。ここは任せてください」と言われます。

 

一般外来へ移動するのですが、まぁ、病院が大きくてどこに向かえば良いかわからないんですね。
案内表示も全部フランス語で、判別がつきません。

 

親切な現地の夫婦が「どうした?困ってるなら助けるよ」と手を差し伸べてくれ、
ここでも英語とフランス語の厚い言葉の壁を越えながら何とか一般外来に導いてもらうことができました。

本当に、優しいご夫婦だった。

 

救急からの書類がない!?

一般外来では、すぐに診察室に通されました。
優しそうな女性の医師。救急の方で受け取った書類をみせて、と言われます。

その時点で、救急からもらった書類はありませんでした。

「もらってないよ」と伝えると、「それがないと進められないからもらってきてくれる?戻ってきたらすぐに診られるように準備しておくから」と。

救急に戻り、受付にそのことを話すと「お前はお金を払ってないから、書類は渡せない」と言われます。

 

これには、本当に困った。

改めてアメックスに電話すると、「もう一度、本部とやりとりします。一般外来でお子さまとお待ちになっていてください」との頼もしい言葉。
その言葉を信じて一般外来の待合室で待っていると、しばらくして救急の受付の方が書類を持ってきてくれました。

 

そして、医師の部屋へ。

結果、熱中症ではなく胃腸炎でした。
素人には、症状からでは全くわからないですね。

その医師もほとんど英語は話せないのですが、何とかこちらに伝えてくれようと手を尽くしてくれました。

「日曜日なのでこの病院の薬局が開いてない。今日もやってるここの薬局に向かって、薬を受け取ってほしい。大丈夫、あなたの子どもは辛そうだけど、薬ですぐに良くなる」と。

 

初体験、ZA-YAKU

病院まで連れてきてくれたタクシーの運転手さんの携帯に電話して、病院まで迎えにきてもらい、薬局に向かいました。

薬局では薬を3種類、もらいました。

2つは飲み薬。
1つは何だかわからなくて、薬局の女性も一生懸命に説明してくれるのですが、全くわかりません。

 

すると奥からご主人が出てきて、「ジャポーネ?」と質問。

「そうだよ。日本人です」と伝えると、何やらパソコンで検索をはじめ、
「This is ZA-YAKU」
と教えてくれました。坐薬!なるほど!

 

無事に回復、そして感謝

待っていてくれたタクシーでホテルに戻り、薬を飲ませて、坐薬を入れて、みるみる体調が戻ってきたので安心しました。

病院にいる間にホテル(インターコンチネンタル・タヒチ)とも電話でやりとりして、
「お子さんが体調が悪いなら、飛行機の時間まで部屋は使っていいよ!22時に車を向かわせるから、それまでゆっくり使ってね!」との約束も取り付けていたので、
本当にぎりぎりまで体を休ませることができました。

 

このまま帰国か、タヒチで静養か、と考えていましたが、次男も「大丈夫」と言うのでその日の深夜便でイースター島に向かうことになりました。

 

新しい経験にあふれたタヒチ滞在

旅先で子どもの体調が悪くなるのも初めてだし、
日本語と英語が通じない病院に行くのも初めてだし、
坐薬を入れるのも人生初で、
新しい経験に溢れたタヒチ滞在でした。

結果、次男は蘇り旅を楽しんでいました。

「クレジットカード付帯の保険様々!」

ーーアメックス、様々。

発行者:
海東 和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

 

【主な役職・実績】

  • 学校法人 / 税理士事務所 / 法律事務所 / 行政(都道府県庁) / 中小企業との取引実績多数
  • 新宿区長より委嘱:新宿区基本構想審議会
  • 東京オリンピック・パラリンピック協議会 委員
  • 小学校教科書採択審議委員会
  • 公益財団法人 国策研究会 役員
  • 年間60回以上の講演・登壇実績
  • 創立90年の小学校で最年少PTA会長に就任

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

  • 発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏!」を170人で実現
    日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施(警察と道路使用許可を調整の上)
    https://youtu.be/eSKsMcKb7Go

 

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