賢者か、労働者か。

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こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の 海東 和貴 です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

このメルマガは、

  • もっと“わくわく”してビジネスを成長させたい人
  • スタッフ1名あたりの月の売上の桁を変えたい人
  • チームを育て、自分は次のステージに時間を使いたい人

という経営層の人に向けて発信しています。

常に“わくわく”の周波数で生きよう。
余白は、最高の戦略!

「海東はん、“賢者”で生きるか、“労働者”で生きるか。どっちがいい?」

ある晩、梅田の小さな寿司屋で、田中さんがそう言いました。

ちょうどその頃、僕は大きめの案件をいくつか抱えていて、
動いても「なぜか、前に進んでいない気がする」と感じていた時期でした。

 

「仕組みを動かす人」と「仕組みに動かされる人」

「賢者は“仕組み”か“構造”を動かす人。
労働者は“仕組み”か“構造”に動かされる人。
どっちがいい、とかではないんだけどな。
ただ、立ち位置の問題ではある。
自分の“働き方の構造”を、どっちの目線で見てるかがポイントなんだよ」
(標準語に変換しています)

 

頭に浮かんだのは──P/LとB/Sの違い

その瞬間、僕の頭に浮かんだのはP/LとB/Sの違いでした。

僕は、売上・経費・利益ばかりを気にしていました。
つまり、「P/L(損益計算書)」で生きていたのです。

今月の売上の帳尻をどうやって合わせるか。
今期の売上はどれくらいになりそうか。

 

「賢者」は、B/Sで生きている

でも、田中さんの言葉を聞いてハッとしたのです。

「賢者」は、B/S(貸借対照表)で生きている、と。
今日の売上よりも、“構造”という資産をつくることに
時間を使っていることに気が付きました。

自分がいなくても回る仕組み、人が育つ環境、長く残る信用。
自分が倒れても価値が循環する構造。

それらを“積み上げる”ことに人生の重心を置いています。

 

「労働者は時計と競争し、賢者は時間と仲良くなる」

田中さんは続けました。

「海東はん、“労働者”は毎日、時計と競争してる。
“賢者”は、時間と仲良くなってる。
同じ24時間でも、時間の味わい方がまったく違うんだよ」

 

視座を“今月の稼ぎ”から“今日の構造”へ

確かに。労働者的思考は、「今月いくら稼げたか」に視座を合わせる。
賢者的思考は、「今日、どんな構造を積み上げたか」に視座を合わせる。

思えば、僕が一番わくわくしている瞬間は、
“仕組みが回り始めた瞬間”でした。

それこそが、田中さんの言う「賢者の思考」だったのです。

 

「構造で稼ぐようになったら、一生遊んでても価値を生み出せる」

田中さんは最後に笑って言いました。

「海東はん、体を動かして稼ぐのもいいと思うしな。
その上で“構造で稼ぐ”ようになったら、
一生遊んでても価値は生み出せるよ」

「賢者か、労働者か」──構造で生きる人は、時間を味方にできる。

✔︎ P/Lは“働き方”、B/Sは“生き方”と捉えてみす
✔︎ 賢者は仕組みを動かし、労働者は仕組みに動かされる
✔︎ 一日の積み上げ方を変えると、時間が味方になる

発行者:
海東 和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

 

【主な役職・実績】

  • 学校法人 / 税理士事務所 / 法律事務所 / 行政(都道府県庁) / 中小企業との取引実績多数
  • 新宿区長より委嘱:新宿区基本構想審議会
  • 東京オリンピック・パラリンピック協議会 委員
  • 小学校教科書採択審議委員会
  • 公益財団法人 国策研究会 役員
  • 年間60回以上の講演・登壇実績
  • 創立90年の小学校で最年少PTA会長に就任

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

  • 発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏!」を170人で実現
    日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施(警察と道路使用許可を調整の上)
    https://youtu.be/eSKsMcKb7Go

 

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