「こう動いて!」が届かない理由。

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こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の 海東 和貴 です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

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余白は、最高の戦略!

「海東はん、誰かに“こう動いてほしいのに!”って思うのは、実はあんまり意味ないことだよなぁ。みんな、それはわかってる」

ある日、ラウンジでコーヒーを飲んでいたときに田中さんが発した言葉です。
国会答弁の話題からの雑談でした。

田中さんは続けました。

「人はさ、“お願い”や“指示”や“恫喝”では動きが悪い。
ほとんど動かないことの方が多い。
動きたくなる“トリガー”が揃ったときに初めて動くんだよな。
だから『なんで動かないんだろ?』じゃなくて、
『どう設計したら動きたくなるか?』を考え尽くすこと」
(標準語に変換しています)

 

コミュニケーションではなく、“構造の設計”で動きが決まる

当時の僕は、
(伝え方が悪い?強く言うべき?指示が曖昧?)
と“コミュニケーションの問題”として考えていました。

でも田中さんの視点は違いました。

原因は、言葉ではなく“構造”。

たとえば──

・動く理由が見えていない
・期限や役割が曖昧
・メリットが伝わっていない
・心理的抵抗がある
・行動ハードルが高い

これらが残っている限り、どれだけ丁寧に言葉を重ねても人は動きません。

逆に、構造さえ整えば、人は自然と動き始めます。

 

「ボールを押すより“坂”をつくれ」

「海東はん、“ボールをあっち側に転がしたい”と思ったら、
手で押すより、坂をつくった方が早いよな?
坂さえつくったら、勝手に転がるんだよ」

まさにその通り。

人を動かすとは、
“押すこと”ではなく、“転がりやすい坂をつくること”。

そのためには、相手の──

・喜ぶポイント
・不安ポイント
・自然に進める導線

まで理解し、設計する必要があります。

 

動かない理由を“相手”に求めると、思考停止になる

「こう動いて!」は、実は思考の放棄でもあります。

構造を自分が作れていなかっただけ。
そう捉えるだけで、関わりが驚くほどスムーズになります。

「海東はん、人はみんな、本当は動きたいんだよ。
ただ、動ける“構造”が整ってないことが多い。
トリガーを見つけてあげたら、勝手に前に進み出すんだよな」

「動かそうとするより、“動きたくなる構造”をつくる」──影響力は、言葉以上に“設計”に宿る。

✔︎ 人は“指示”ではなく、“トリガー”で動く
✔︎ 動かない理由は、コミュニケーションではなく“構造の問題”
✔︎ 影響力とは、相手が自然に動く“坂”を設計すること

発行者:
海東 和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

 

【主な役職・実績】

  • 学校法人 / 税理士事務所 / 法律事務所 / 行政(都道府県庁) / 中小企業との取引実績多数
  • 新宿区長より委嘱:新宿区基本構想審議会
  • 東京オリンピック・パラリンピック協議会 委員
  • 小学校教科書採択審議委員会
  • 公益財団法人 国策研究会 役員
  • 年間60回以上の講演・登壇実績
  • 創立90年の小学校で最年少PTA会長に就任

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

  • 発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏!」を170人で実現
    日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施(警察と道路使用許可を調整の上)
    https://youtu.be/eSKsMcKb7Go

 

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