[番外編] テセウスの船──それでも、それは“あなたのビジネス”か?

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こんにちは。
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰の 海東 和貴 です。
今日も“わくわくする余白”をつくるためのヒントをお届けします。

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  • スタッフ1名あたりの月の売上の桁を変えたい人
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という経営層の人に向けて発信しています。

常に“わくわく”の周波数で生きよう。
余白は、最高の戦略!

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「大阪の大富豪シリーズ」はお休み。

あなたのまわりにもきっといるはずです。
人生の先生、とまでは思っていない。
でも、その人の何気ない行動や一言が、心に残っている。

そんなご縁ある“誰か”からの教えを、番外の“余白”としてお届けします。

肩の力を抜いて、気楽に読んでいただければ嬉しいです。

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最近、ふとしたきっかけで、ある言葉の意味を改めて知りました。

「カタルシス」

ずっと、
・悲壮感
・苦しみを乗り越える
のような、重たい言葉だと思っていました。

 

でも本来の意味が違うんですね。

カタルシスとは、浄化。
心に溜まったネガティブな感情(恐怖、悲しみ、怒りなど)を、
芸術鑑賞や対話、身体活動などを通じて解放・発散することで、
心がスッキリと軽くなる心理作用のことでした。

 

なので、ドラマなどの物語の中で、
ずっとひっかかっていたことが腹落ち(多くの場合、伏線回収)されると、
そこで“カタルシス”になる、というようなことになります。

カタルシスがあると、視聴者はそこで納得する(してしまう)ので、
その先を見続けてもらうためには、次の工夫が必要になる、
ということもあり、敢えてカタルシスにしない、というつくりかたもあるようです。

つまりは「楽になるための何か」という意味でした。

 

そして、ここからが本題です。

 

それは本当にあなたのビジネスか?

もうひとつ、最近、正しい意味を知った言葉があります。

「テセウスの船」です。

 

はるか昔。

アテネの人々は、
英雄テセウスがクレタ島から帰還した際に乗っていた
船の櫂(ろ・船を漕ぐ船具)30本を、
記念碑として未来に遺すことに決めました。

年月が経つにつれて船の木材が腐るため、
その都度、新しい木材に置き換えられました。

あるとき、ついにすべて木材入れ替わったとき、
「この船は、もともとのテセウスの船と同じものだと言えるのか?」
という疑問が哲学者たちの間で議論されるようになりました 。

即ち、ある者はその船はもはや同じものとは言えないとし、
別の者はまだ同じものだと主張したのです。

これが、
「ある物体の構成要素がすべて置き換わったとき、それは以前と同じものだと言えるのか」
という同一性を問う思考実験、テセウスの船です。

 

あなたは、自分自身を“部材”と捉えている?

この話、ビジネスに置き換えてみましょう。
多くの経営者が、こう感じています。

・自分がやらないと結局は回らない
・自分が手を離したら品質が落ちる
・自分が抜けたら、このビジネスは成立しない

だから、ずっとプレイヤーでい続けることになるし、
ずっと判断し続けることになります。

つまりは、ずっと自分が“船の部材”であり続けるわけです。

 

すべてを手放しても、それは「あなたのビジネス」

でも、テセウスの船の視点で見ると、
別の選択肢もみえてきます。

業務を、少しずつ人に渡す。
判断を、少しずつ仕組みに渡す。
役割を、少しずつチームに渡す。

あるとき、全ての要素からあなたが抜けたとします。
それはまだ、あなたのビジネスでしょうか?

そう。
まだまだ、全然、あなたのビジネスです。

 

むしろ、
「あなたがやっているビジネス」ではなく
「あなたの(あなたが所有する)ビジネス」
になります。これは即ち、P/L 的な領域から、B/S 的な領域への発展的シフトです。

 

経営が軽くなる、最初のカタルシス

で、カタルシス。

「全部やらなくていい」
「手放しても、壊れない」
「自分が抜けても、続いていく」

この感覚を得た瞬間、
肩の力が抜ける人は多いはずです。

むしろ、
そこから初めてビジネスが“育ち始める”
そんなケースも、何度も見てきました。

 

あなたのビジネスは、今どこにありますか?

・あなたが必死に回している段階か
・あなたが所有し、育てている段階か

それは、ある日突然に完成するものではありません。

少しずつ、静かに、
部品を入れ替えていく、という価値観の提示です。

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「全部が入れ替わっても、それでもそれは“あなたの船”。どう部材をアップデートするのか?その問いが、経営を一段と自由にする」

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発行者:
海東 和貴 – Kazutaka Victor Kaito
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
【ザ・プロフェッショナル】® 主宰

1982年東京生まれ。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごし、慶應義塾大学在学中に起業し中退。
源頼朝の側近・大江広元の子孫としての系譜を持ち、
曽祖父は九州電灯鉄道・中部電力などの経営に寄与。
「代々リーダーを支える家系」としての使命を引き継ぎ、経営者の未来デザインを伴走している。

 

【主な役職・実績】

  • 学校法人 / 税理士事務所 / 法律事務所 / 行政(都道府県庁) / 中小企業との取引実績多数
  • 新宿区長より委嘱:新宿区基本構想審議会
  • 東京オリンピック・パラリンピック協議会 委員
  • 小学校教科書採択審議委員会
  • 公益財団法人 国策研究会 役員
  • 年間60回以上の講演・登壇実績
  • 創立90年の小学校で最年少PTA会長に就任

【“わくわく”を形にしたプロデュース】

  • 発起人として「新宿のど真ん中で第九を演奏!」を170人で実現
    日本最大級の公道フラッシュモブを企画実施(警察と道路使用許可を調整の上)
    https://youtu.be/eSKsMcKb7Go

 

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