アイドルグループではなく単体のアイドルが今後出てくるのかという質問に、芸能人の名前を挙げながらアイドルについて語っています。
前半はここ1ヶ月で初体験した事について。旅の思い出をドラマチックにする男や美味しいパンを当てた初体験のお話です。
今回も、 参宮橋の「こころ からだ ほぐしサロン turusan」のオーナー、鶴岡白眉(つるおかはくび)さんを話し相手に迎えてのポッドキャストです。
(ポッドキャスト本編の10:08~)
海東:はい、ご質問お願いします。
鶴岡:はい、読みます!
海東:たいらさんっていうお友達がいたね。中学の時に。下の名前が。
鶴岡:へー、苗字じゃなくてですか。
海東:女性ですよ。
鶴岡:漢字?
海東:ひらがなだったの。確か。苗字も変わってたの。ね、なんで僕らに聞くんでしょう?
単体アイドルがいないのは現代人の集中力が持たないから
鶴岡:そうなんですよ。出てくると思いますか?じゃなくて出てきますか?なんですよ。
海東:要は僕はそういう目で見てなかったけど、乃木坂は好きだけど、 今はひとりのアイドルがいないってわけですよ。この方が言いたいのは。
鶴岡:なるほど。
海東:で知り合いなんだけどこの人が。で、どういうことかと聞いたら 単体アイドルの最後の華は松浦亜弥だと。あれが最後。 ということでなるほどなるほどと考えたわけなんだけど、今単体のアイドルがいないってことは理由があるわけでしょ? 前はいっぱいいたもん。
鶴岡:そうですね。
海東:前はいっぱいいたっていうか何ならひとりだったでしょ。アイドルって。多分ね、集中力だと思います。
鶴岡:え、それはどっちの集中力?
海東:僕らの、観てる側の。どんどん僕らは体験する方法とか時間が細切れになっていて、 短い時間でいかに濃い体験をするかになっているから、テレビ番組1時間見るよりはYouTubeの5分をいっぱい見る。 それで5分の間にトイレ行ったり自由でしょ。
鶴岡:なるほど。
海東:そういうことでもう、ひとりのアイドルに集中していられないんだよ。すぐに飽きちゃう。
鶴岡:飽きっぽくなったってことですか。
昔と今ではテレビの見せ方が違う
海東:乃木坂のように大量にいると、ある時はこの子、ある時はこの子可愛いって目に映るけど 全体としてグループの求心力は保たれるみたいなことかな?と思ってた時にふっと思い出したんですけど。 うちの子供、家に居る時はちびまる子ちゃん観るんですね。18時から。 丁度さくらももこさんが亡くなられたので、ちびまる子ちゃん始まった当初のシナリオをやっているんですよ。始めから。
鶴岡:へえ!今までは違ってたんですか?それまでは。
海東:もう制作プロダクションの中で出来ちゃっているからサザエさん方式で過去のネタを持ってきて 再構築して肉付けして出してるっていう感じなんですけど、ふっと気づいたことがあってね、 ちびまる子ちゃんといえば「後半へ続く」って言うでしょ? やっぱり今過去のものはそうなっていて、前半と後半が一つのストーリーなんですけど、 無いんです、今のは。今のやつは前半後半ブチ切れているので。
鶴岡:CM挟んで、また新たな。
海東:そう!
鶴岡:ドラえもんとかそうですよね?
海東:ドラえもんは元々単発。サザエさんも単発3本。ちびまる子ちゃんは後半へ続く結構あったのに わざわざ無くしているから集中力なのかな?後半から観ても入れるし。
鶴岡:なるほどね。
単体アイドルに必要な条件
海東:そういう意味で言うと単体のアイドルが出てくるとすればですよ? 安室さんがアイドルなのかちょっとわからないけど、ああいう強烈なカリスマ性を演出するか、 日々強調される場所が違うか。
鶴岡:ひとりで何役もできるとか。
海東:そう、ある日は胸がちょっと大きくて、ある日はちょっと足が細いみたいな。
鶴岡:そんなアイドルいる??ええ? 視覚的なものじゃなくてその人が持ってる能力を発揮する場所がちょっと違う、では人は飽きちゃうんですかね?
海東:どうなんですかね。例えばその人の歌が好きな人がその人が描いた絵まで好むかって話が今度あるでしょう。
鶴岡:じゃあやっぱり視覚的な問題に限る…?
海東:飽きさせないように何するかだよね。 飽きさせないように何するかって時に確かにグループの方が手っ取り早いんですよね。 キャラ立ちさせていけばいいから。
鶴岡:うーんなるほどね。
海東:一人の人を飽きさせないためにってのはえらい努力が必要なのかもしれない。
鶴岡:うーん、そもそもなんで飽きるようになっちゃったんですかね? なんで昔は飽きなかったんですかね?
現代人はイレギュラーに弱い
海東:何だろう、考えたこと確かあったんですけど。多分ねバッファーがあったでしょ?
鶴岡:バッファーって何ですか?
海東:例えば山手線から小田急線に乗り換える時に、 昔だったら乗り換え15分くらいみておこうかなって感じで動いていたと思うんですけど、 今グーグルでもナビタイムでも最短の乗り換え案内が出るから。
鶴岡:あー、出ますね。
海東:いわゆる感覚がどんどん短くなっているんですよ。その日の。 家で準備する→移動する→仕事場に着く→仕事場から移動する→誰かと飲む、 っていう1日5枠で成り立っていたものがもっと小さくなっているんですよね。 時間の区切りが。なんか言いたいこと出ました?
鶴岡:ふふふ。いいえ!考えてたのわかりました!? そう、なんかほら私もそうなんですけど、ひとりの人に飽きないって、アイドルの場合新曲を出すっていうのが 新しい一面になるから、だからなんか、飽きないんですよね。
海東:それだと集中力が持たない人が増えてるってこと?
鶴岡:なのかなあ?どうなんですかね。
海東:バッファーなくなっているのもあるし、前よりイレギュラーに弱いですよね。
鶴岡:そうなんだ。
海東:基本自分が思うように生活できると思っているから電車2本遅れただけでもストレスになるし。
鶴岡:そうなんですか。
海東:だってもうきれいじゃないですか、世界が。都市部なんて特に。 歩いていていきなり車にベシャってかけられたりとか、溝に落ちるとかありえない体験じゃないですか。
鶴岡:確かにもうない。
海東:基本キレイで平均値が高い。水準の。前だったら多少のことが起きても集中できてた。 でも今は色んなことが起きないからちょこっとしたことが起きた時に集中がいっちゃうんじゃないですかね。 とかね、色々考えましたけど。答えは出てないですけども。
鶴岡:視覚的にもグループのアイドルとかって見てて華やかですよね。やっぱり女の子がたくさんいて、やってるってなんか。
海東:うん。確かに。
鶴岡:こう、若さゆえの元気さというかなんて言うか。
アイドル?タレント?俳優?歌手?
海東:福山さんはアイドルなの?女性にとって。
鶴岡:アイドルなのかなあ。
海東:そうするといるね!ひとり。あの人まだ現存してるもんね。
鶴岡:うーん。男性ですけど。うん。そうですね。
海東:男性はいるんだね。
鶴岡:そうですねえ。平井堅とか?
海東:あの人アイドルなの!?
鶴岡:アイドルじゃないか…。アイドルって何ですか?
海東:偶像ですよ!偶像!
鶴岡:アハハ!
海東:ハハハ!
鶴岡:偶像ね。
海東:偶像。橋本環奈さんてアイドルなの?
鶴岡:あれ?グループのひとりなんじゃないですか?
海東:え!そうなの?だとしたらエライ一人だけ目立ってるね!グループ名も知らないし。
鶴岡:え、じゃあ違う?私わかんないのでその辺は。
海東:そうか。
鶴岡:そうか、そうしたらアイドルなのか。
海東:うーん1タレントじゃないの?あの人。
鶴岡:そうか、そうか。
海東:内田有紀さんとかあれだよね。度忘れしちゃったけどあの、元々中途半端な路線だったでしょ? 歌手なのか女優なのか。元々。えと、ね、つかこうへい?えっとなんかすごい有名な演出監督に弟子入りして演技指導受けたんですよ。 そしたらね、すごい魅力的な演技するようになったんですよ。
鶴岡:そうなんですか、それで変わったんですか。
海東:たぶん。ちゃんとした役張らせられるでしょ?
鶴岡:うん。上手いし、そう。
海東:踊る大捜査線のスピンオフで主演やってるもんね。
鶴岡:そうなんだ。
海東:映画じゃなくてドラマだけど。そのあとちゃんと主演取ったなと思って。
鶴岡:あの人が出てるドラマ、すごい演技が上手くて好きです。
海東:うんうん!
鶴岡:しかも年々綺麗ですよね。
海東:深田恭子もそうだけど。
鶴岡:深田恭子もそうですね!深田恭子は?アイドル?
海東:うーんアイドルじゃないんじゃないかな?アイドルだとしたら、なんだっけ、「神様もう少しだけ」だっけ? あの顔の濃い俳優さんと、エイズの…。
鶴岡:ああ、えっと…。
海東:俳優の名前思い出そうとしてる?
鶴岡:いえ、や、女の子じゃなくてですか?
海東:女の子は深田恭子だよ。
鶴岡:あれ、女の子が深田恭子か。
海東:神様もう少しだけ、ああいう役やらないよね。アイドルだったら。
鶴岡:エイズの話?
海東:うん最後エイズで死んじゃうでしょ。
鶴岡:そうかそうか、そうですね。
海東:答え、だから、単体のアイドルは出てきますか?って話だから…。 出しずらいんじゃないですかね。
鶴岡:世の中の見る側の人の集中力とか、どういう刺激を求めるかによって、もっと団体アイドルが増えるか、 急に戻って単体のアイドルが出てくるかみたいな。
海東:マドンナってアイドルじゃないよね?アイドル?
鶴岡:いやーわかんないです!歌手?アイドルってどこからがアイドルなのか。
海東:思えばちょっと年上の人を狙ったアイドルならいまだに成立するんじゃないの?50代を虜にするアイドルとか。
鶴岡:聖子ちゃん再来みたいな感じですか?
海東:ああ、聖子ちゃん好き多いもんね。50代で。
鶴岡:ね、うんうん。
海東:すっごい多いね!
鶴岡:多いですね。
海東:娘ちゃんはその要素あったのかね?アイドルになれる。
鶴岡:わかんない。どうなんでしょ。
海東:こないだ解散したでしょ?ユニット組んでたみたいだけど。
鶴岡:そうなんだ!
海東:ちょっと、わかりません。
鶴岡:フフフ。
海東:ハハハ!
鶴岡:結果わかりません。
これからのアイドルには権威性と企画力が必要
海東:わかりませんが出すには飽きさせない権威性と企画力が必要なんで質問したたいらさんが作ってプロデュースしたらいいんじゃないですかね。
鶴岡:あー、できそう。
海東:ゲイならではの立場で言えますからね。
鶴岡:それ言ってよかったんですか。
海東:そうか…。いいんじゃない? 昨日全然違うゲイの人としゃべったんですよ。マスター色々と相談を受ける仕事をしてるんです。 カウンセラーじゃないんですけど近いことやってて。 それで基本的に女性から相談を受けると、ゲイだからこそ言えることがあるって言ってたよ。 例えば今プライベートなこと、恋に悩んでいるとするじゃないですか。僕は単純に男性として聞きながらちょっと違いませんかとかって言うと、 完全に性別の壁になっちゃうでしょ?
鶴岡:あー!なっちゃう。なるほど。
海東:男にはわからん、みたいになる。
鶴岡:あはは!
海東:仮に僕が女性だとするでしょ。ちょっと違うと思いますよ。とか言うとイラっと来るじゃないですか?
鶴岡:あはは!
海東:でもゲイだと。ああってなる。
鶴岡:なるんだ。
海東:間違っているわよ!とかって。
鶴岡:確かに、怒られてもそういうキャラだから受け入れやすいかもしれないですね。
海東:そう、ありがたい!って言葉を受け止めてお金払って帰っていくんだからって言ってたよ。
鶴岡:そうなんだ。
海東:その人ね!別の人よ!
鶴岡:いやわかりますよ。
海東:確かにそういうポジション取りあるなあと思ったり。まあ答えにならなかったですけど、 今日の答えの一つはたいらさんがプロデュースしたらいいんじゃないかと言うことで、よろしいですか?
鶴岡:はい。
海東:ハハハ!強引ですけどね!
鶴岡:【ザ・プロフェッショナル】Podcastでは、質問を受け付けています。 【ザ・プロフェッショナル】のメールマガジンにご返信いただく形で、 質問を送ってください。お待ちしています。
海東:鶴岡:ありがとうございます。
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