[こういうことある?]コーヒーが入らない理由

From:海東和貴

今日は、コーヒーがなぜ入らないのか、について考えてみる。

例えば、自宅で仕事をしているとき。



デスクの上のマグカップが空になる

(コーヒーを淹れよう)とマグカップを持ってキッチンに行く

せっかくキッチンに来たからとマグカップを軽く洗う

ついでに、とシンクにある他の食器を洗う
↓途中で洗剤がなくなる

補充しようと納戸に行く

洗剤の予備が残りひとつだと気がつく

購入しようとAmazonを開く

「買い物を続ける」の欄にある充電池に目がいく

(あのとき何で買わなかったんだっけ)と考える

結局、その理由を思い出せずにデスクに戻ろうとする

戻る途中で観葉植物の土が乾いていることに気がつく

洗面所に水を汲みに行く

洗面所に来たついでに、と矯正用のマウスピースを入れる

よし、完璧と思ってデスクに戻る

仕事を再開する  これ、見返すとどえらいことが起こっている。 ・コーヒーが入っていない
・食器洗いが完了していない
・洗剤の補充ができていない
・洗剤の予備の購入もできていない
・観葉植物への水やりが完了していない


私は、こういうことがしょっちゅう。
今のようなシビアな?判定基準があったとすれば、私は小学生の頃にADHDだったり、その類いの判定を受けたいたと思う。

こういう性格なのに、私は
・あるべきものが、そこにない
・やるべきことが、終わっていない
ということに極度のストレスを感じる。

だからこそ、朝イチにその日にすることを全て紙に書き出しているし、ルーティン化できることは極力ルーティン化して、何も考えずに実行できるようにチェックシート化している。
こういう性格だから、自分で試したことを蓄積し、またクライアントへ提案していることも再現性を高めるために蓄積させている。
下記は2024年にクライアントのために書き出したもののファイルの一部。(写真のもの以外に、ファイルが6冊、スケッチブックが20冊以上ある。)
パソコンへのメモが便利なのは充分に承知しているのだが、パソコンで作業をしていると上記の「コーヒーパターン」の陥るので受講生やクライアントのことに集中できない。そのために、ひとりひとりの方に集中するために、パソコンやスケッチブックにメモしたものを必ず清書して、ペンの色を変えて自分のアイディアを書き出している。
私が主宰をしている【ザ・プロフェッショナル】® には、既にあるサービスを磨く専門家、その魅せ方を磨く専門家、見込み客を獲得するためのチャネルを磨く専門家、顧客満足度を上げる仕組みを磨く専門家、その人自身の強みを磨く専門家とアライアンスを組んでいる。チームで共有した情報も、やっぱり私は紙に書き出し、あとから思い返せるように、再現性を保てるように記録をしている。そうしないと、せっかく貯まった情報が頭から抜け落ちてしまい、あとから探すこともできなくなるから。
すぐに結果成果を出したい人へ、パーセンテージの考え方。私はこういう性格なので、とにかく長期的なプロジェクトに向いていない。コーヒーを淹れるだけでも、これだけ集中が逸れるので、それが長期に渡るとなれば結果は目に見えている。だから、ある数字(%)を意識するようにしている。

例えば、ひとつのプロジェクトで1年後に5,000万円の売上を新たに立てると計画するとする。「1年後」に「5,000万円」だと、私の集中力は飛びに飛びまくる。なので、数値を分けるようにした。

最初の3ヶ月で:10%(つまり、500万円)
次の3ヶ月で:20%(つまり、1,000万円)
その次の3ヶ月で:30%(つまり、1,500万円)
最後の3ヶ月で:40%(つまり、2,000万円)
の売上達成を目指すようにする。

さらに、最初に3ヶ月も分ける。
最初の3ヶ月の目標である500万円を更に分ける。

最初の3週間で:10%(つまり、50万円)
次の3週間で:20%(つまり、100万円)
その次の3週間で:30%(つまり、150万円)
最後の3週間で:40%(つまり、200万円)
の売上を目指すようにする。

こうすることで、集中力を持ってなくても“振り返りの機会”を多く持つことができるし、また成功パターンを蓄積することができる。

私のように集中力がない人にはお勧めしたい方法。閉塞感を打破することを得意とする私としては、マインドやツールで誰かに、本人が思いも寄らない選択肢を提案できるのは本当に嬉しいこと。

結果成果に繋がった、ということがあれば、共有してくれたら心の底から喜びます。

– 海東
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