派出すぎるのもいかがなものか

カラフルなイラストもあれば
写真を使用したきれな表紙もある。
ポップもたくさんついているし
作者のサインや一言メッセージが
ついている本もある。

見ていて飽きないのだが
いささか賑やかすぎるな。

昔の本はもっとシンプルだった。
本だけじゃない、世の中はもっとシンプルだった。

テレビが欲しければ
商店街の電気屋に行った。

今は家電量販店があちこちにあるし
ネットにも様々な店がある。

新品、新古品、中古品と
種類も様々。
テレビの性能もピンからキリまである。

送料やサポートのことまで考えだしたら
もはや情報が多すぎて選べなくなってしまいそうだ。

そんな世の中で手に取ってもらうためには
どんどん派手になっていくしかないのかもしれないな。
本屋の平積みコーナーは
今の時代を反映した進化の跡なのかもしれない。

オレは海東とそんな話をしながら
しんみりとスターバックスに行き
「コーヒー&クリームフラペチーノ withコーヒークリームスワークル」という
情報の多すぎるフラペチーノを注文した。

まぁ何が言いたいかと言えば
読者諸兄のビジネスにおいても
きちんと選ばれる理由ってやつを
提示しているかどうかってことだ。

なにも派手にしていくだけが能じゃない。
「顧客が選ぶ理由」
それをしっかり考えてみようぜ。

図解の技術で、もっと魅力的な資料が作れるかもな！