「苗場君ってさ、明日死ぬって言われたらどうする?」
こんな台詞で始まる会話があります。
『変わりませんよ」』
「変わらないって、どうするの?」
『ぼくにできるのは、ローキックと左フックしかないですから』
「それって、練習の話でしょ? というかさ、明日死ぬのに、そんなことするわけ」
キックボクサーである彼は、こう続けます。
『明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?
あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?』
伊坂幸太郎さんの小説『終末のフール』の中の一節です。
3年後に小惑星が地球に衝突し、
全人類が滅び去るという恐怖の中に生きる人々を描いた小説です。
私は正直、「明日死ぬとしたら生き方が変わる生き方」をしていたので、
衝撃を受けました。
この小説は既に3回、読んでいますが、毎回、衝撃を受けます。
今回は、急遽、書斎の模様替えをしました。
変な形をした八畳の部屋です。前は、窓側に机が1本に貼りついていました。
今回、左側をメインの執務スペース。
奥を銀行と繋がったウィンドウズPCと作業スペース。
右を、主に写真や動画などのクリエイティブを管理しているiMacにしてみました。
かなり気持ちが変わって、過ごしやすい。
机は、曾祖父から代々受け継がれたものです。
私自身にもコーチがいるので、自分の行動は管理できていますが、
やはり人はサボる性質。
もし、コーチがいなかったら、と恐ろしくもなります。
私は、クライアントさんに
「小手先のウェブマーケティング」のようなものは一切、お伝えしません。
(頼まれればお伝えしますが。)
それよりも、永く会社を向上させて経営するために、
基礎体力を強化し、軌道確認をするために一緒に並走しているような感覚です。
想像していなかった業種の方から、依頼が来ました。
キャンペーン価格、残り僅かです。
今日も、素敵な1日をお過ごしください。
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