[LINE風]お金の研究と新しいサービスのことが知りたい| 第109回

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お金の研究と新しいサービスのことが知りたい| 第109回

前半は、言葉をかけた時の水の変化、神保町に行かないと見つからない本についてなどを語っています。

後半は「新しいサービスをリリースする際、どのような順序で進めていけばいいのか」というご質問です。

(ポッドキャスト本編の7:52~)

はい、改めて海東です。
鶴岡です。よろしくお願いします。
ではご質問をお願いします。
はい。読みます。
取り上げられたら嬉しいな、と思ってメールしてみます。
いつもありがとうございます。

コロナ禍で既存サービスの売上が落ちました。ただ、何もせず国の施策のせいにしていても仕方ありません。新しいことをしようと、今までの経験や、既存のお客様のニーズの掘り起こしをして、新しいサービスを複数、出しました。

そこで質問です。
海東さんが新しいサービスをリリースする際、どのような順序で進めていますか?アクションリストみたいなものがあったら、見せていただけると嬉しいです。

From:セセラギ

ありがとうございます。
「セセラギさん」、綺麗ですね。
綺麗ですねぇ。
結論から言うと、チェックリストは新商品開発っていう部分に関しては無いんですけど、何かアイディアありますか?
何か新しいものを出すときって、既存のお客様に対する新しいサービスっていうのもあれば、今あるサービスを深掘りしたものもあるし、まったく新しいサービスに新しいお客様の場合とか、色々パターンがあると思うんですよね。
あると思います。この方は両方だったかな…?
口頭で近いことを一回聞いたことがあって、話の後にこのメールをいただいたんですけど、結局ワインと一緒で、空気に触れさせてみないとどうなるかわからないので、まず売ることがいいと思います。
なんでもやってみる?
作らないで売る。
作らないで売るというのはどういうことですか?
もともと、お~いお茶の緑茶という商品があって、抹茶入りの商品を作ってみようとなったら、まだできてないんですけど売っちゃう。
2ヶ月後に販売だけど前売りしてまーす、みたいな。
あ、そういうこと!
商品自体は何もまだどういう風にやるか決めてなくても、とりあえずこういうものを売りますっていう風にする。
それで反応が出れば作ればいいし、予約が入らなかったら、ごめんなさいって言えばよくないかなって。
へぇ~、面白い!
というのは、「できたら売る」だと延びやすいんですよ、売るまでが。
誰も困らないじゃないですか。世の中に無いものを作って売るから。
そうですね。
例えば9月に売りたいなと思ったら、8月半ばくらいまでに準備を終わらせなきゃいけない。
というときに、ずるずると結局9月になっちゃったりするんですけど、「9月に売ります」「今予約受付中です」と7月に言ったら、もう何が何でも8月に作らなきゃいけないじゃないですか。
うん、そうですね。
それに対して反応が先にあれば、作り甲斐もある。
なので売っちゃって、そこから作るのがいいのかなと思います。
うんうん。
当然その前に調査は必要だと思うんですよ。
お~いお茶に対して、もっと緑茶じゃなくて抹茶感が欲しい!っていうニーズがあるとかっていうのは、当然調査してから販売する必要がありますけど。
それって、今提供しているサービスに繋がるものの方がいいんですか?
それともまったく新しいものですか?
考え方としては、中小企業の場合はですけど、お客さんが一致するものがいいと思います。
じゃあ、同じ顧客の人が付きそうなもの?
近い属性の人。
ざっくりとしたことを言いますけど、ママ向けの商品だったのに、いきなりパパ向けのものをやると、反応してもらうパパを探すのにすごく時間がかかるんです。
確かに確かに!
ママだったらもうリストがあるんであれば、ママさんに「今度こういうことやるんですよ」って言えるはずなので、お客さんが一致してるかが、商品の接続よりは大事かなと思います。
はい。
とにかくチラシかランディングページを作っちゃうことがいいんじゃないですかね。
それで反応を見る。
ふ~ん、面白いですね~!
面白いですか?
うん、だってそんな風に思ってなかったから(笑)
無いものを売るっていうのが。
あぁ(笑)
今は、やりやすいですよね。
売るのも、使い方次第ですけどネットで告知できるし、どんなものでもだいたい作れるんじゃないですか、OEMとか使ってたりすれば。
うんうん。
なので、大きな損をする前に反応を先に見ておくっていう。
結構大手でもそういうことやってるところ多いと思いますよ。
ふ~ん。
どこだったかな。
ごめんなさい、正確な名前は忘れちゃったけど、例えば飲み物として「こういうサブスクリプションを始めます」みたいなのを、大手だから自社でやっちゃえばいいのに、クラウドファンディングで始めてたところとかありましたね。
へえぇ。
クラウドファンディングってあれ、2パターン選べて、All or Nothingか、全部込み込みか。
All or Nothingだと、例えば100万いかなかったらプロジェクト無しでお金を戻せるじゃないですか。
うんうん。
ということで、ある程度反応を見るためにはいい気がする。
面白いですね。
なんか、「ちょっとやってみよう」っていうのでできますよね、そしたら。
そうそう。
ごめんなさいもしやすいですからね。向こうもそのつもりで。
このくらい受注があれば進めます、とか言ってもいいわけですよね。
そう。
なので、調査して売って、作る。がいいのかなぁと思います。もう少し細かいことを求めてらっしゃるんであれば、もう一回ご連絡いただければ。
今回この大枠だけでもわりと新しい視野が持てるんじゃないかなと思ったので、こういう答えにしました。
じゃあこの「ニーズの掘り起こしをして新しいサービスを複数出した」っていうやつの中から、とりあえずピンとくるものでも。
うん。
その中から、こういうのをやったらいいよっていうのは、見方としてはあるんですか?
興味がありそうなお客さん郡が多いものじゃないですか?
うんうんうん。
確かに、そうですね。
ラインでもインスタでもツイッターでもダイレクトメールでも、連絡を取る手段はあるはずなので、なんでも。
あぁ!それこそ先に聞いてみてもいいですね。
そうそう。
いります?って聞いちゃえばいいと思います。
いります?って(笑)
うん(笑)
そんな感じでいかがでしょうか。
作ってから、これもやってあれもやって商品名決めて、ってやってから出すっていうのよりすごく軽いですね。
なんなら、お客さん巻き込んじゃえばいいんですよ。
一緒に作りましょうって。
名前募集してとか。
そう。
うち去年やったんですよそれ。
えー!
何やったんですか。
教材を一緒に作りましょうって。
言葉悪いですけど、こんな阿呆みたいな企画売れるのかなと思いつつ、どうしてもやってみたくて。
「サグラダファミリアを見に行った、じゃなくてあのサグラダファミリアを俺一緒に作ったんだって言いませんか」みたいな告知文で。
へぇ~。
全然少ないですけど、思ったよりは反応が多かったです。
へええ、面白ーい!
そうそう。
なので、いいと思いますよ。
それもなんか考え方のひとつですね。
今までは作ったものしか売れないと思ってたけど、作る前から物って売れるんだっていう発想の転換。
一緒に作りたい人もいるし。何かヒントになってもらえれば嬉しいなと思います。
はい。
じゃあいつものお願いします。
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よろしくお願いします。
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