[LINE風]人生を豊かにする遊びとあそび| 第114回

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人生を豊かにする遊びとあそび| 第114回

前半は、届かなかった本のこと、Amazonのチャットサポートの素早い対応についてなどを語っています。

後半は「遊びをビジネスや家庭にどのように活かせばいいか」というご質問です。

(ポッドキャスト本編の5:25~)

はい、改めて海東です。
鶴岡です。よろしくお願いします。
ではご質問をお願いします。
はい。読みます。
いつも、ありがとうございます!
サロンメンバーです。

鶴岡さんとのトークを
「プロの方じゃないのに、よくこんなにポンポン会話できるな」
といつも感心しながら聞いています。

質問です。
以前、オンラインサロンの記事で「遊びの重要性」について書かれていました。

その点をもう少し詳しくお話しいただくことは可能でしょうか??
遊びの重要性は私も記事から認識したのですが、
実際にビジネスや家庭にどのように活かせば良いか、わからないためです。

アイディアを出したいです。
よろしくお願いいたします。

From:夕暮れのじゃがりこ

ありがとうございます、海東さんの力です(笑)
いやいやいや(笑)ありがとうございます。
さっきじゃがりこ買ってきましたよ、僕。
あ、これじゃないですか?
名前じゃがりこじゃないんですけど…さつまりこでした(笑)
さつまりこですね(笑)
はい。遊びって、余裕とか、いろんな言い換えできるんですけど、僕がこの記事をオンラインサロン向けに初めて書いたのはウェスティンホテルに泊まった日なんですよ。
うん。
「何事も遊びが重要」の遊びっていうのは、子供の遊び、playingもそうだし、機械の遊びの部分、緩さも含めてまとめて表現してるんです。
はいはい。
ウェスティンホテルって、ヨーロッパの特定の時代のインテリアに寄せてあるみたいなんですけど、とにかく座る場所がいっぱいあるんですよ。
へ~!
ご自宅が広い方がいたらあれなんですけど、一般的にはテレビを見る空間があって、食事をする空間があって、よければキッチンにも椅子が一脚あるかなみたいな感じだと思うんです。
ウェスティンだと、ご飯食べるところにテーブルがあり、食べるとこの横にティーテーブルがあって、窓際にもソファがあって、ベッドルームの横にもソファがあって。
どこに座ってもいいって感じだったんですね。
ふ~ん。
確かに椅子ってすごく豊かさの象徴で、どこに座ってもいいって。
例えば、うちだと玄関に一脚椅子が置いてあるんですよ。
玄関って人は通るんですけど誰も滞留はしないので、涼しいし本読むのにちょうどいいんですよね。
えー、面白い!そんなこと考えたことなかったです。
うちの造りは、ですよ(笑)
だからそこでよく本読んだりしてるんですけど、家にいて座る時はここじゃなきゃ駄目!って、ちょっとやっぱりキツくて、ここに座ってもいいけどそこに座ってもいいんじゃないですか、みたいな遊びって、豊かさというか、心の余裕に繋がるなと。
うんうん。
この前の回で出た、人の行間にも繋がる部分があるのかなというふうに思います。
うん。
例えば、美味しいものを食べるって遊びだと思うんですよ。
ほんとに厳密に考えれば、食事っていうのは栄養補給なので、一人で栄養価の高いものを食べれば済む話だけど、友達とか仲のいい家族で美味しいものを食べると幸せである、っていう価値観があるので、みんなそれをやってる。
はい。
これに関しては多くの人がそう思ってるんで、淘汰されないんですよね。
でもタバコとか風俗とか特定のスポーツって、全人口からしたらやってる人が少ない。
その人達からしたら美味しいものを食べるくらい価値がある遊び、行間なんだけど、そうじゃない人が多いので、認識されない。許容されない。
はいはい。
だからコロナ禍でこんなことやりやがってっていう批判が出るんですけど、美味しいご飯に関しては、コロナ禍で休めっていうと、多くの人の理解を得てる価値観なので補助金がでる訳ですね。
うんうん。
自分が理解できない遊びに対して、極端に許容値が低いんじゃないですかね、今。
あ~そうですね。
だから、タバコを目の前で吸われたら嫌ですけど、勝手に吸う分にはどうぞって感じでいればいいのに、タバコそのものを撲滅しようとしてる人も一定数いるわけでしょ。
悪だ!みたいなね。
風俗とかも、ある男性にとってはすごく必要な遊びなんですけど、関係ない人が潰せ!って言ってる。
特に女性の方が行政の長とかになると、本人はいいと思ってても自分が背負っているものから撲滅の方向にいってるので、どんどん世界が綺麗な方向になっちゃってるんですよ。
うん。
そうなると遊びが無い。
いろんな選択肢があるのに座る椅子がない、みたいな感じになってると思うんですよ。
うんうん。
心の豊かさをもたらす為に何ができるかが多分大事。
極端な話職場の、あなたの席はここですけど、椅子は何使っててもいいですよって。
バランスボールがよければバランスボールでも。
集中できない(笑)
立ちたい人は立つ用のスタンドを持ってくださいとか、それも多分遊びだし。
勉強机も、あなたの席はここ!ここで勉強しなさい!っていうのも価値観だけど、たまには床でやったら?とか、好きなとこでやりなさいっていうのも遊びだし。
決めないってことですね、いろいろ。
そうそう。
所定の位置はあるんだけど、それ以外も許容してあげることが遊びのスタートだと思うんですよ。
それができないと、人の構造に深みがでない。
はい。
言っちゃっていいのかわからないですけど、揶揄する意味で「お役所仕事」ってあるじゃないですか。
融通が利かない、こう来たらこう、って杓子定規なことしかやらないってことを言いますけど。

「まぁわかるんで特別にこうしておきましょう」っていうのも遊びだし余裕の一種だと思っていて、そのへんって人間の面白さとか深みに繋がるはずだと思うんで、そのへんをうまくスタッフとか、自分自身も許してあげる。
「すげーことやってんな、でも楽しんだらいいんじゃないですか」みたいなのが、遊びの許容のスタートかなと思います。

そうですね。
なんか、移動距離っていうのも遊びのうちに入るってすごく感じます。
入る!
移動する距離が長くなればなるほど、その人の自分にとってのアンテナの広がりがすごく広くなるっていうか。
昔、移動力っていう本の話をしたんですよ。
移動してる距離と、人生の豊かさ、経験値、選択肢が比例するみたいな話なんですけど、本当その通り。
と、思います。
なんか煮詰まった時、いつもの生活圏内外れるだけで、いいアイディアが出たりするってない?
そうそう、そうなんですよ!
それも結局固定されてるいつもの場所にいると、その自分の今の周りからしか選択肢が無い状態だけど、移動するなりなんなり、人でも場所でも広がりがあると、選択肢もすごく広がりますよね。
そう思います。
一方で人ってすごく居場所が大事なので、自分の居場所をいくつか持っておくこと、所定の場所が大事なんですけど、たまにそこからズレて移動距離をかせぐ。
いつも座らない椅子に座ってみる。
いつも行かない店に入ってみる。
やっぱりそういうのが遊びだと思うので、自分の遊びとか行間も大事にしたいし、自分じゃ理解できなくても、人が大事にしてる遊びとか行間をもうちょっと許容できる文化になると、もっと楽しいんじゃないかと思います。
ね、確かに。
そう思います。
アイディア出しの一つで、すっごく古い会社さんでですね、事務所の雰囲気が暗いと。
ビルが結構大きいんですけど、事務所の雰囲気が暗くて、テーブルとかオフィスの造りとかを今時に変えよう!みたいな話で、実行委員会とか立ち上げて好きにやってもいいよってしても、「どうせ……」って全然盛り上がらないんですって。
ふ~ん。
その会社がやったのは、すごくうまいなと思ったんですけど、「わかった、一回じゃあ任せてくれ」ってオフィス的には代表が引き取ったんです。
はいはい。
金曜日の日帰るじゃないですか。
月曜日の朝、全員の椅子をものすごく座り心地のいい椅子に変えておいたんですって。
来て、座ってみると、確かに座り心地がいいんですよ。
ちょっとテンション上がるでしょ。
「こんな感じでもっと良くしたいんだけど、もう一回やる人~」って実行委員会を募ってやったんです。
へ~!!!
部長の席の前の床をポコっと開けると、パターゴルフできるようになってるんですよ今。
部長だけじゃなくて誰でもやっていいんです。
えー!面白い!
日本版Googleみたいな感じの取り入れ方をして、オフィスの雰囲気自体が良くなった。
いわゆるBtoBの会社なんで、前は取引先の人が来るくらいだったんですけど、今はオフィス見学に来るんですね、人が。
すごい面白いって。
そういうのいいですね。
だから、小さい遊びを与えて、こんな風にできるって可能性を感じてもらえると、ご家庭もお仕事も面白いのかなという気はします。
ね、確かに。
席を変えるとかでも結構な刺激になりそうですね。
うん、小学校の席替えなんて一大イベントでしたよね。
そう!ほんとに!
中学と高校は好きな人と近くになったらキャーキャー言ってたし。
そこまで大人じゃなかったなぁ小学校の時は(笑)
小学校はうちもすごくクラスの人数少なかったので。
19人とかしかいなかったんですよ。
だから全然。
覚えてない?
うん、でも中学高校から一クラスの人数がすごく増えて、好きな人と近くになると「どうするどうする!?」って(笑)
顔に出そうだな、態度も(笑)
ええそうですね、私はすぐ出ますね(笑)
答えになってるかな?
アイディア出しの方法ですよね。
固定を崩すっていう風に考えればいいのかな。
そうですね。
プラスアルファ、どこまで許容値を持っていけるかなというところかなという気はします。
はい。
じゃあいつものお願いします。
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よろしくお願いします。
ありがとうございます!

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