[LINE風]「人に仕事を振れない人」が知らない3つのポイント| 第119回

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「人に仕事を振れない人」が知らない3つのポイント| 第119回

前半は人と人の距離のこと、新入社員についてなどを語っています。
後半は「人に作業を振るのが上手い人とはどのような人か」というご質問です。

(ポッドキャスト本編の10:32~)

はい、改めて海東です。
鶴岡です。よろしくお願いします。
ではご質問をお願いします。
はい。読みます。
作業を振るのが下手な人がいます。
私自身も上手いとは思っていないので、正解がわからないのですが、
海東さんが思う「人にモノを振るのが上手い人」とは、
どのような人でしょうか??

From:ピラコニャーダさん

前にも質問いただいた方ですね、ありがとうございます。
ありがとうございます!
イメージはあったんですけど、これについてはっきり言語化することがなかったんですよ。
これを受けて考えてみたんですけど、振るのが下手な人っています?自分も含めて。
仕事を振るのが下手な人って、甘え下手な人に繋がっていくなっていう印象があります。
そもそも頼むことに抵抗を感じる。
そう、全部自分で抱えちゃう。
あ~、最初はそれも考えたんですけど、質問の前提は、振りたいんだけど振れないんじゃなくて、振るんだけど、受けてる側が受け取り切れない振り方をする人っていう前提にしてみました。
じゃあ、振る分配の仕方があんまりよろしくない?
そうね。なんか「イイ感じにやっていおいて」みたいなタイプ。
あ、もうすごく難しい!
イイ感じってどういう感じ!?
(笑)
「これをこういう風にしてね」っていうのが明確だったらわかりやすいけど、「イイ感じにやっておいて」って言われたらちょっとわからないですよね。
そうだよね。
だから、期限と、どういう風にしてほしいのかが、はっきりしてると。
甘え下手な人は、自信を持って一回何かをお願いしてみたらいいと思うんですよ。
うんうん。
手離れ間とか解放感とか。
やっぱり一馬力はいつまで経っても一馬力ですけど、誰かの手を借りれば二馬力三馬力になっていく。
僕はあんまり得意な方じゃないんですけど。
甘え下手なので。
そうなんですか?
そう。
なんとなく自分でやろうとしちゃうのと、器用貧乏だったので、極めることは無いんですけど、そこそこなんでもできちゃうので。
あ~、できますもんね、海東さん。
でも極めないんで(笑)
そう?(笑)
まぁ、振るのが苦手な人は、一回試しで振ると気持ちいいかもよってことと、振られた物が大きすぎて捌き方がよくわからないっていうところで言うと、三つ要素があるかなと思ってて。
うんうん。
何を振りたいのか、そもそも発注者側が理解してない。
さっき言ったみたいにイイ感じって思ってるけど、具体的なビジョンはない人。
うん。
あとは、相手のテーブルの大きさを理解してない。
作業ってテーブルなので、ここに今パソコンとマイク、カシューナッツ、ジャイアントコーンと携帯が乗ってますけど、もうこれ以上乗らないんですよね。
はい(笑)
なので、何か振るんだったらどかさなきゃいけなくて、相手のテーブルの大きさと今の乗ってる量が理解できていない。あとは相手の視座を把握してないっていうのがあるかなと思うんです。
うん。
物をどこまでグルーピングできるか、みたいな話で、例えば冷蔵庫に豚肉とジャガイモと玉ねぎがありますと。
そこそこ料理する人はそれを見たときにグルーピングして、「あ、これでカレー作ろうかな」ってなるじゃないですか。
でも、グルーピングができない人って、ジャガイモはジャガイモとして見てるし。
玉ねぎは玉ねぎ。
うん、結びつきがないので、どううまいこと組み合わせて何が起きるかわかってない人に、これ渡してうまいことやってって言うと、多分通じない。
共通言語ができてない。
そうですね。
というところで、作業の振り方が多分変わってくると思うんです。
随分前に、ラーメン屋さんとかでも、まず自分の仕事を全部細かく分けてポストイットに貼ってみて、振れるものを誰かに頼んだり振ったりするっていう話がありましたよね。
あったあった!
それと同じじゃないかなと。
作業を細かく分類して、これをこの人に、とかやったら、振る側もわかりやすかったり。
相手がわかりやすいところまで細かくしてあげるっていうのは、すごく大事です。
よくサラリーマン時代、部下を持たせていただいたときによく自分の上司から言われてたのは、一回お前がやれと。
やって、チェックリストを作って、次から二度とお前がやらなくていいように、とにかくいつも暇でいろって言われたんですよ。
仕事受けられなくなっちゃうんで。
確かに!
なるほどね~。
チェックリストの作り方とかをその時すごく学んだので、あれも今おっしゃったように因数分解だよね。
うんうん。
だから、人にモノを振るのが上手い人っていうのは、まず、ちゃんと甘えられる人が上手いだろうし、今言ったように、自分が描いているゴールをちゃんと伝えていること。
こういうのを作りたいって。
で、それに合わせて相手のテーブルの大きさを見て、どういう因数分解をすれば、その人に物事が伝わるかってわかると、振るのが上手い人だし、これそんなに難しくないと思うんですよ。
うん、そうですね。
一歩考えればいいだけなんで。
うんうん。自分の中のイメージも明確にしておけば、人にも伝えやすいし。
そうそう。
ちょっと変な風に引退しちゃったので名前出したら嫌な思いする人もいるかもしれないんですけど。ラーメンズっていうコント屋さんの脚本書いている人に小林賢太郎さんっていう人がいて、裏方に回るって言って引退したんですよ。
だけど、NHKとか彼の作品好きで、業界も彼の作品好きな人多いんですよ。
なので、オリンピックの閉会式の演出を任されたんです。
そんなもの受けちゃうと、過去を掘り下げられて、ずっと戻るとやっぱりちょっと変なことやってた時期があって、叩かれて降ろされちゃったんですけど。
も~、今ね、本当なんかそういうことしますよね。
その彼が作品作る時に、自分が頭に描いてこういう作品を作ろうって思ったものを、一回言葉じゃなくて絵にするんですって。
へ~!
絵にして置いておくと、人に見せる時も「こんな感じで作りたい」ってパっと伝わるし、いざ最後に脚本を書く時に、最初に書いた言葉に縛られずに、絵からもう一度、一から創作できるっていうんですよ。
なるほど!
だから、絵を描ける人を傍に置きたいんですよ。
あ、そこに繋がるんですね。
投稿してましてもんね、Facebookに(笑)
そうそう(笑)
丁度ご本人からもコメントあったけど、さくらさんドンピシャじゃんって思って。
鶴さんも何か描いてもらってましたもんね?
はい、私はお店のホームページに載せる施術説明のイメージ図とか描いてもらいました。
だよね、あれすごく良かったなって思って。
なんですぐ思い出さなかったんだろうっていうくらいすっかり忘れてた。
絵文字で手上げてましたね(笑)
そうそう。
彼女建築のイメージが強いからぱっと出てこなかったんだけど、そういう意味で言うと、自分が思ってるものを具体化して伝えるために、絵とかチェックリストとか、そういったものを使って振っていくと、上手くいくんじゃないかと思います。
よくよく考えると、この質問はわかるんだけどゴールがわからないね。
上手くなりたいのか、周りに下手な人がいるのか。
海東さんが思う、モノを振るのが上手い人がどういう人かを聞いてみたいってことですね。
なら、ゴールがちゃんとイメージできている人、それを伝えられてる人、相手のテーブルの大きさを理解している人、かな。
うんうん。
大丈夫かな?
答えがちょっとズレてたらもう一回聞いてください。
じゃあよろしくお願いします。
はい、ザプロフェッショナル Podcast では質問を受け付けています。
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よろしくお願いします。
ありがとうございます!

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