新製品・新事業を開発したい
大事なときに緊張しない法
From:海東和貴
丸の内のオフィスより
プレゼンテーションやスピーチの機会。
その内容が成就
(成約に繋がったり
聴衆の心を動かして
良い感想をいただける状態)の具合や、
本番前後のコンディションの度合いに関して、
うまくいかないときには共通点があります。
それは「緊張」です。
敢えて私から言われなくても
思い至る部分があるかと思いますが、
緊張が良くも悪くも影響します。
程よい緊張というのは、良い効果に繋がりやすい。
ただ、その度合いというのは
メーターでデジタルに測れるものではなく、
自分の内面的・精神的な「波」のようなもので、
とても曖昧です。
それを「程よい状態に持っていき、キープする」
などということは相当に難しい。
ただ、この方法を使えば一気に
「程よい状態」へ持っていくことができます。
これは机上の空論ではなく、
私が何度も経験し、
多くの場面でクライアントにも
お伝えしてきている内容です。
きちんと意識できれば、
ほぼ100%の成果が出ているので
、信頼して読み進めてほしいと思っています。
その方法についての結論を書く前に、
飛行機の運航について、話をします。
飛行機が1便飛ぶのには、
もの凄い数の人の手がかかっています。
極論、操縦桿を握るパイロットだけしか
この世にいないとなれば、
飛行機の運航などはそもそもできないはずです。
飛行機は大変な労力をによって整備されています。
調整され、
チェックされ、
全ての状態を整えて
飛行に臨みます。
一度、空港を飛び立ってしまえば
もう大きな修正はできません。
胴体の塗装を変えることも、
翼の開きを変えることも、
車輪のボルトを締め直すこともできません。
それをするには、とにかく一度は
着陸する必要があります。
飛んでいる状態ではほとんど何も手が出ません。
このメッセージの中にある
「大事なとき」というのも同じです。
プレゼンテーションのために、
既に相手先の企業に着いていたり、
スピーチをする会場に入り
イベントが進んでいて
自分の出番を待っているとき、
というのは既に飛行機が
飛んでいる状態と同じなのです。
今となっては、何もできません。
つまり、それ以上
「かっこのつけようがない」
ということです。
そこまで準備をしてきた自分に
自信を持つしかありません。
緊張とは「自分をより良くみせたい」
というときに起こります。
要は、緊張状態を程よい状態に持っていく方法とは
「今の自分からこれ以上、かっこのつけようがない」
と思うこと。
今以上の自分はどう頑張っても出せないと
心に思い「かっこつけたい信号」をオフにすれば、
過度な緊張から解放されます。
大事なときに緊張しない方法として、
頭に入れておいていただけると
あらゆる場面で使えるスキルとなって
あなたを救うと思い、今回の記事としました。
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