捨てて、得る。

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家の中のモノがどんどんと増える理由、考えてみました。

当てはまらない家も、もちろんあります。
そういう方は、「ああ、そういうもんかもねー」
と思って、読んでみてください。

モノが増える理由。
それは、「モノを買う」よりも、
「モノを捨てる」方が、難しいからではなかろうか。

2つの観点から書いてみます。

ひとつめ。物理的な意味合い。

今や、ワンクリックでモノが買えます。
場合によっては、送料もかからずに。

クリックするだけで、交通費も何もかからず、
玄関までモノが届くわけですから、
これはとても簡単です。

一方、モノを捨てるとなると、
捨て方を考えて、袋に入れたり、
役所に電話をしたり、
業者に見積もりをとったり、
実際に運び出したりと、
なかなかに大変です。

結果、家に入るモノの量が、
家を出ている量を、超えることが多い。

ふたつめ。精神的な意味合い。

基本的には、モノを捨てる際には
少なからず「決断」が伴います。

買うときは、
「それがあったらどんなに便利か」
「自分の人生が楽しくなるか」
ということと、お金のことを
天秤にかけて買うわけです。

一方、捨てるときは、
「そのモノがない未来」よりも
「そのモノに貼りついた思い出」などが
心を揺さぶってくるため、
それを断ち切るために、幾ばくかの
労力を伴っての決断が必要。

買うときの決断は「楽しい」方の要素が多いですが、
捨てる際には「ちょっと苦しい」方の要素が多い気がします。

この結果、買うと、捨てるの、バランスが崩れやすい。
そして、家にモノが増えていきます。

何が言いたいかといえば
「捨てる」ということを少し強めに意識しないと
惰性に埋もれる恐れがある、ということ。

断捨離という言葉が流行って久しいですが、
大切な要素ですな。

そして、「捨てる」ということは。
頭の中にも必要です。

時間管理の方法の中に、
「捨てる」ことを意識できるものがあります。
私もそれを取り入れています。

明日、それについて書いてみます。

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