売上げUP・シェア拡大をしたい
それ以外の価値
From:ペンシロー
エアコンのきいた丸の内のオフィスより
こんにちは、海東です。
じゃねーよ、ペンシローだよ。
ペンギンだから暑いのは苦手だ。
最近は暑さのあまり、
ついカフェなんておしゃれなところに行ってしまいがちだ。
冷房がきいてて涼しいからな。どこのカフェに行くのかって、
それはオレとしてはどこでもいい。
涼みに行ってるんだから、冷房がきいてりゃいいわけだ。
スタバにも、タリーズにも、ドトールにも行く。
(行けば行ったで、ものすごく目立つようだがな。)
オレがよく行くこの3つのカフェは、いわゆる競合他社ってやつだな。
前に海東がなんかで言ってた「直接競合」ってやつだ。
他に「間接競合」ってやつがある。
オレみたいに涼むことが目的で行ってる奴は、
別にカフェじゃなくてもいいわけだ、
涼めればいいんだから。
図書館でもネットカフェでも行くところはたくさんある。
それが「間接競合」だ。
要するにカフェっていうのはコーヒーだけを売ってるわけじゃないってことだな。
少なくともオレの目当てはコーヒーじゃない。
コーヒー以外の価値、
つまり、「涼しくて落ち着く空間にいる」ということに対して
料金を支払っている。
世の中には案外オレみたいなやつが多いんじゃないか?
「スタバ席空いてないよ~」
「じゃあ、あっちのタリーズいこー」
なんて会話が、今までに100万回は繰り返されているはずだ。
じゃあカフェっていうのは、
どんな要素で他社と差別化していけばいいのか。
それが「厳選されたコーヒー豆」じゃないことはわかるよな。
「厳選されたコーヒー豆」を探す前に、
「顧客が本当に求めているもの」を考える必要がある。
それを突き詰めて考え抜いたときに
「差別化」が生まれるのではないかと思うわけだが、
オレはここで冷静になる。
そもそも差別化ってなんだ。
他と違うことをして、自社だけ生き残ろうっていう魂胆か。
そういう差別化はどうもな。
世の中のカフェが全部スタバになったらそれはそれでつまらないだろ。
競合他社と一緒にやってくっていう選択肢もあるんじゃないか。
自分の店の個性と、相手の店の個性を認めて
駆逐せず、敵対せず、のっとらず、平和に収まることもできるはずだ。
顧客にとっては案外その方が良かったりしてな。
(少なくともオレはスタバもタリーズもドトールもなくなって欲しくない)
競合他社と平和にやっていくための方法を
考えてみるのもいいのかもしれねーな。
海東が言うところの、
「キュウリとしらすの和え物」だな。
口に入れればそれぞれの味が引き立っていて、
とても味わい深い。
もし、こいつらをミキサーにかけて
どろどろのジュースにしちまったら、
どちらの味も死んじゃうってな。
<(・ 彡 )з三 ペンシロー
コメント