生きている、ということは、
山があって、谷がある、ということ。
心電図で言えば、ピコン、ピコンと、
線が波を打っている状態。
良いときもあれば、悪いときもある。
その「頂上」であり、「良いときの絶頂」であるとき以外、
あなたの心持ちは、どんな状態でしょうか。
きちんと、自分をコントロールできているでしょうか。
楽しめているでしょうか。
登山を思い浮かべてください。
高尾山でも良いですし、富士山でも良いですし、
ヒマラヤでも良いです。
「頂上までの時間」と「頂上にいる時間」は、
どちらが長いでしょうか。
きっと、ほとんどの場合
「頂上までの時間」の方が長いと思います。
もちろん、苦労して登って、頂上に着いた喜びは
筆舌しがたいものがあると思います。
爽快感、達成感、幸福感に満たされると思います。
でも「頂上までの時間」の方が長いわけだから、
その時間も、きちんと楽しめたら、
人生は「楽しい時間」で満たされることになります。
映画『カーズ』のサリーという弁護士の台詞。
「『楽しみにいくため』に走るのではなく
『楽しむため』に走っていた。」
という台詞があります。
目的地に行って、その場所で楽しむために走るのではなく、
そもそも、走ること自体を楽しんでいた、と。
目標を達成するまでの道中、
どのような方法で「楽しむ」ことができますか?
ある条件下でのみ、楽しい気分になれる人と、
人生を常に楽しんでいる人、
どちらになりたいですか??
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