事業基盤を強化・再編したい
“モチベーション”がなくても仕事が進む
From:海東和貴
丸の内のタリーズコーヒーより
唐突ですが、私は
“モチベーション”という言葉に、
人が惑わされすぎているような気がしています。
「モチベーションが上がらない」
「モチベーションを維持したい」
「モチベーションを上げる方法」
確かに、私の過去の記事にも、
部下や自分のモチベーションを
コントロールする方法について
いくつか書いたりはしています。
もちろん、モチベーションを
自在にコントロールできたら嬉しいですが、
本質的には、
「モチベーションがあろうがなかろうが
仕事がきちんと進む仕組み」
があれば良いわけですよね?
モチベーションという言葉を調べると:
「物事を進めるための,動機や意欲になるもの。」
とあります。
物事を進める“ための”とありますので、
「物事を進めること」が
ゴールなわけです。
だとすれば、どんな状況だろうとも
物事が進んでしまえば、
モチベーションという言葉に
縛られる必要はなくなります。
まず、掘り下げる必要のあることは、
・自分が何でその仕事をしているのか
・自分は仕事を通じて世界をどう変えたいのか
ということです。
例えば、こういう人がいます。
自分は子どもを愛している。
本当はずっと守ってあげたい。
でも、普通に考えると自分の方が先に死ぬ。
一生、子どもを守り続けることはできない。
だから、自分は仕事を通じて、
子どもがこれから生きる世界を良くする。
↓
だから、仕事をする。
ここが、仕事をするにあたっての、
土台となります。
この上で、何かしらの、
仕事上の目標を設定します。
その目標とは、
「達成されるためにデザインされたもの」
である必要があります。
目標が達成できないのは、その目標が
「達成されるためにデザインされていないから」
です。
目標を設定し、
達成したときに得るメリットを明確にし、
直面するであろう“壁”を事前に設定し、
その“壁”を乗り越えるための方法を
事前にシミュレーションし、
期日を区切って、細かくアクションプランを立てる。
これを、明文化することです。
もちろん、計画通りにいかないことも
当然ながらにありますので、
「その修正に関すること」も
計画に盛り込みます。
「仕事をする理由」と、
「具体的にどんな順序で仕事をするか」を、
両軸に持っていれば、
「モチベーションがないとき」でも
仕事は進みます。
もちろん、モチベーションは
あるに越したことはありません。
でも、「モチベーションがなくても」
仕事が進めば、それはそれで
良いわけです。
“モチベーション”という言葉から
解放されたとき、
あなたの仕事にどんな変化が訪れそうですか?
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