生産性を上げたい
それを“商売道具”とみる
From:海東和貴
ドミニカ共和国 北側の洋上より
1995年あたりを境に、
それよりも前と、後では、
決定的に違うことがあります。
1995年以前ののドラマや映画などで
「オフィス(職場)」の描写がなされるとしたら、
ほとんどの人は紙の書類にペンを走らせたり、
席に備え付けの電話で誰かと話していたりしています。
一方、ドラマや映画などで
今日のオフィスを描写する場合には、
ほとんどの人がパソコンを操作しています。
パソコンが我々の生活にすっかり溶け込み、
あって当たり前のものになっているということ。
これはどういうことかと言えば、
「デジタル・ネイティブ」の話だったり、
「ブルーライトによる弊害(最近では諸説あるようで)」
の話だったり、
「年号や西暦によるデジタル処理における弊害」の話だったり、
色々な切り口を持ってくることができますが、
もっと根本的な話として
「ほとんどの人にとって、パソコンは商売道具のひとつ」
と言うことができるわけです。
特に、ご自身でビジネスを営んでいるあなたにとっては、
尚更ではないでしょうか。
パソコンを商売道具と捉えたときに考えないといけないこと。
それは「そのパソコンが壊れたときのリスクをどう回避するか」
ということです。
恐らくオフィスには予備のパソコンはあるだろうと思います。
それが予備なのか、過去に使っていたパソコンなのか、
部下のパソコンなのかはわかりませんが、
今まさに自分が使っているパソコン以外に
バックアップとして使えるパソコンはあるとは思うです。
一方、その予備のパソコンは、
本当に「メインで使っていたパソコン」と
同様に使うことができますか?
メールの設定、大事な書類、
ライセンス管理の厳しいアプリケーションなど、
予備のパソコンで充分に仕事はできますか??
重要なのは「パソコンは商売道具なのだから、
壊れる前に新しいと交換する」というリスクヘッジです。
壊れてから慌てるのではなく、
壊れる前に新しいものに入れ替えること。これがとても大切です。
私は、メインのパソコン(MacBook Air)を
2年に一度のサイクルで買い換えています。
滅多なことでは2年以内には壊れませんが、
それ以上はちょっと心配だからです。
そしてこの2年間を「自動的にリマインド」するための仕掛けとして、
ちょっとせこいことをしています。
Apple では、金利手数料等を0%にしてくれる販売期間があります。
私が現在使用している MacBook Air もそれを活用しているのですが、
24回の分割までは金利手数料がかからない期間でした。
つまり、24回の支払い(2年間)の支払いが終わったら
「あ、2年経ったんだ」と認識して、
次の Mac を購入し、半日程度の時間をとって
新しい Mac へデータやアプリケーションを移行するのです。
恐らく、このスタンスで2年間×4回は買い換えているのではないか、と思います。
まぁ、この方法は「せこい」ですし、
Apple も時期によって金利手数料が無料になる回数が
変わったりするのでいつでも使えるものではないですが、
「2年に一度、仕事のパソコンを買い換える」というスタンスは、
経営者に考えてほしいことのひとつ、と思っています。
– 海東
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