運動会の挨拶のタイミング – 広報誌への PTA会長寄稿

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2017年2月21日
広報誌への寄稿

平成元年。この小学校に入学。
クラスは確か、12組だったと記憶しています。
それから25年後。まさか自分がPTA会長候補者として、
再びこの小学校に足を踏み入れるとは思っていませんでした。

平成2642日午後4時。校長室で、
当時の校長や地域を代表する方との顔合わせがあり、
その後430日の総会の承認を以て会長として任期がスタートしました。

歴史の長い組織をお預かりする以上は、
より魅力ある組織にしなくてはならないという気持ちを強く持って過ごした3年間でした。

と、堅い話はここまでにしましょう。

任期中、とにかく「無駄に長い挨拶はしないようにしよう」と思ってきました。

初めての公の場での挨拶は運動会です。
閉会式、校長先生の話が終わり、
児童みんなで校歌を歌い上げたあとに登壇。
正直(なぜ、そのタイミングなのか)と思いながら当日を迎えました。

挨拶はとにかく30秒以内。
(あいつが何を言っていたか全く覚えていないけど、
とにかく素早く壇上から降りたね)という記憶をつくろう、
ということを意識しました。

定例運営委員会でも基本的に挨拶は紙面で配布し、
興味のある方にだけ読んでもらえれば嬉しいと思っていました。

関わってくださっている保護者には、
きっと大変な思いをしているタイミングもある。
でも、関わってくれた分だけ、きっと何かを得ているはず。
各セクションの方がのびのびと活動できるような環境をつくりたい。
そんなメッセージを伝えてきたつもりです。

色々な想いがあったと思います。
でも、関わってくださった皆さまが笑顔でやりきってくださいました。
役員をはじめ、PTA活動にご尽力いただいた
全ての会員に対して感謝の気持ちいっぱいに、
3年間の活動を終えることができます。

これからも◯◯小の子どもたちと、
その保護者が益々飛躍されることを祈念して、
私の最後の寄稿とします。

3年間、本当にお世話になりました。ありがとうございます!(794文字)

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この投稿の趣旨

10,000時間の法則、というものがあります。

ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、10,000時間以上の練習・努力・学習が必要というものです。世の中には、この法則について「十分条件」と「必要条件」がごっちゃになって語られている場面もあります。ただ、まぁ、堅いことを抜きにすれば、10,000時間もの時間を投資して何かをやってきたことは、自分自身の「自信」にしても良いもの、と思います。

私は「子育て」に関しては、優に10,000時間を超える試行錯誤をしていますが、その中の2,000時間ほどは、PTA会長として過ごした時間が含まれます。子どもたちの通う小学校で3年間、(東京23区の、とある)区全体の連合会長として1年間、活動をさせてもらいました。

歴史が長く、あまりにシステマティックに組織運営がされていたため、運営そのものはママさんたちにお任せして、私は私ができることをしよう。そう思って就任半年後、2学期から、少しずつメッセージを発するようになりました。

そのスピーチ録を、フリー素材として公開しようと思います(著作権は放棄していません)。そもそもは、親や先生に私の考え方や価値観をリーチさせ、そこから「かっこいい背中の大人」を更に増やすことができれば、私がビジネスを通じて実現したいこととも通じるな、と思って始めたことです。かっこいい背中の大人が増えれば、子どもたちは、未来や自分自身に対して、更に強い希望を持つことができます。そういう子どもが増えれば、世界はもっと、魅力的なものになります。

世の、仕事がありながらもPTA活動等、子どもたちの過ごす環境の改善に努めてくださっている方のお役に立てれば、と思います。役割上、スピーチや、意見表明、書面への寄稿をするシーンも多々あるかと思います。時に、それらを創作する時間がないときには、文章をこのまま使っていただいても構いません。その際、特にクレジット表記等も要りません。笑

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