インターネットは無駄をなくすが、人には“行間”が必要だ。

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インターネットは無駄をなくすが、人には“行間”が必要だ。

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onlineSalon 2020/07/28(火)

【インターネットは無駄をなくすが、人には“行間”が必要だ。】

今日のテーマは、誰かに対しての“説教っぽい趣き”が滲み出てしまいそうで心配しています。ただ、説教では当然ないわけです。私のさじ加減、筆加減でどうにでも書ける内容なので、慎重を期して書き進めようと思いますw

スタートは、伊坂幸太郎さんの作品『モダンタイムス』の台詞から。

人生は要約できねえんだよ。

人ってのは毎日毎日、必死に生きてるわけだ。つまらない仕事をしたり、誰かと言い合いしたり。そういう取るに足りない出来事の積み重ねで、生活が、人生が、出来上がってる。だろ。

ただな、もしそいつの一生を要約するとしたら、そういった日々の変わらない日常は省かれる。結婚だとか離婚だとか、出産だとか転職だとか、そういったトピックは残るにしても、日々の生活は削られる。

地味で、くだらないからだ。

でもって「だれそれ氏はこれこれこういう人生を送った」なんて要約される。でもな、本当にそいつにとって大事なのは、要約して消えた日々の出来事だよ。それこそが人生ってわけだ。

今回のテーマは、人生における「無駄」についてです。

 


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