多すぎるメニューの末路

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多すぎるメニューの末路

From:海東和貴
丸の内のオフィスより

今から1ヶ月ほど前、渋谷で飲んでいたときのこと、
その日は士業(男)3人プラス私の飲み会でした。

税理士、司法書士、弁理士と、私。
特に理由もなく集まったこの日でしたが、_日頃から面白いことを考えているメンバーのため
話の化学反応が起こる、起こる。

途中からは、
20代のかわいい女性店員もコミュニケーションに入り、
「メニューを選んでもらう」という遊びをしたり。
「さっぱりだけとこってりした料理、あります?」
と無茶ぶりしても、スマートにその通りの料理を運んでくる、
何とも「プロフェッショナル」を感じさせる対応。

そのお店、ワインの種類がとても豊富でした。
「メニュー」をひとりでは持てないくらいの大きさ。
見開きで2人がかりで開いて持つメニュー。

ワインは飲めないという先の女性店員に、
「それでも、敢えて何か提案してみるとしたら?」と聞くと、
戸惑いながらも、過去のお客さんの趣味嗜好から分析して、
程よいワインを提案してくれました。これも、美味かった。

それにしても、メニューが多い。
メニューが豊富。

「ワインは美味しければ良い」というスタンスで、
特に蘊蓄(うんちく)を語ることもできない私からしたら、
ちょっと種類が豊富「すぎた」。

メニューが多すぎて選べない、
ということありますよね??
先日の昼間に食べた「モダン焼き」のランチでも、
メニューの選択肢とオプションが多すぎて、
店員が注文を取るのに時間がかかるのが気になりました。
料理を選び、AセットかBセットかを選び、
飲み物を選び、最後に
「マヨネーズと辛子ソースをかけて良いか?」
の確認をして。
カウンター席の隣に座る男性は、
あまりに選ばないといけないことがが多すぎて、
戸惑っているように見えました。

もっとシンプルに、注文の「導線」を設計したら良いのに、
と思いました。

こういうこと、ありますよね。
選択肢が多すぎて逆に困る、という状態。

かつて、ベビーカーか何かをモデルにして、
これと同じようなテーマのCMがあったように思います。
人は、選択肢が多いと選ぶのを後回しにする、
というメッセージを伝えているもの。

あなたの会社のサービス、
見込み客が決断を下すにあたって、
選択肢が多くありすぎませんか??

もしくは「完全にオーダーメイド」と銘打って
ひとつひとつの商談に時間を掛けすぎて、
結果として「選ばれない」ということはありませんか?

後回しにしたら、基本的にその人たちは、
もう帰っては来ません。

多くの飲食店がやっている定食やセットメニューも_顧客が選びやするための
(且つ、客単価を上げるための)ひとつの方法です。

選択肢は、少なく。
「選ばれるため」に、あなたの会社の製品はあるのですから、
選びやすくしてあげることを意識してみてはいかがでしょう??

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